【Photoshop】簡単!曇り空を青空にする方法

こんにちは!
今回のテーマは「【Photoshop】簡単!曇り空を青空にする方法」です。
Photoshopの編集・合成テクニックを使い、簡単且つ自然に写真の曇り空を綺麗な青空に変える方法をお話ししたいと思います。


構図は良いのに空の色が…

出先で撮った思い出の写真や、制作で使う為にネットで探した写真素材、構図は良いのに空が曇っていてイマイチ…と感じた事がある方も多いのではないでしょうか。

ありのままの写真の良さと言うのもありますが、仕事の制作物の場合、案件のコンセプト上どうしても青空が必要な時があります。
例えば「空と自然の写真を使って夏らしい広告を作って」と言われた時、使用する素材は曇ったような白っぽい空より青い空に白い雲の方が適切ですよね。

写真を自分で撮ったり、ネットの無料素材を探す場合、構図も色合いもイメージにピッタリ合う物を探すのは時間が掛かり大変です。

そんな時はPhotoshopを使って簡単に編集することが出来ます。


作業環境

今回使用した作業環境は下記の通りです。

■Photoshop CC 2019

※この記事ではPhotoshop CC 2019のプラグイン機能「Camera Rawフィルター」を使用しています。


Photoshopで曇り空を青空にする方法

曇り空を青空にする方法はいくつかありますが、今回お話しするのは下記の2種類です。

①Camera Rawフィルターで調整する。
②別の空の写真と合成する。

まず1つ目の「Camera Rawフィルター」についてですが、これは写真の明るさや色味を調整出来る機能です。
曇り空を青空にしたい時だけでなく、写真の細かい色味を変えたい時も簡単に編集する事が出来るのでとても便利です。

ただ、雲が分厚く空を覆っている写真など、場合によってはCamera Rawフィルターで調整しても不自然になってしまう時があります。
そんな時は2つ目の方法を試してみてください。

2つ目の「別の空の写真と合成」についてですが、そのままの意味です。写真の空の部分を、別の空と合成して差し替えてしまいます。
空の青さや雲のバランスなど好きな空が選べるので、より理想的な写真にする事が出来ます。


Camera Rawフィルターで調整する

Camera Rawフィルターを使って空の色を調整したいと思います。

まずはコチラの写真を見てみてください。

空全体に薄く雲が広がっていて、霞がかったようにモヤっとしていますね。
本当は青と白のコントラストがキレイな風景なんだろうなと言う事が分かるだけにとても勿体ないです。

写真をPhotoshopで開いたら、レイヤーを選択した状態で「フィルター」→「Camera Raw フィルター(Shift+Ctrl+A)」を開きます。
そうすると下記のような画面が出てきたかと思います。

デフォルトで「基本補正」のタブが開くので、こちらの機能を使って写真を調整します。

「基本補正」では色味や明るさなど様々な調整が出来ますが、特に便利なのが「かすみの除去」です。 
「かすみの除去」とは、その名の通り写真の中の霞や靄を減らしたり増やしたりする機能です。
霞に限らず、白くモヤっとした部分全体を補正してくれるので、色味を簡単に鮮やかに調整することが出来ます。

先ほどの写真を「かすみの除去」で調整するとこのようになりました。調整スライダーの値は+50です。

たったこれだけでかなり良い青空になったのではないでしょうか。
全体を覆っていた白いモヤがなくなり空の青さと白い雲の境界がハッキリしました。
他にも海の青さや緑の植物も色がくっきり見えるようになり、色鮮やかな写真になりましたね。

これで終わらせるのも良いかもしれませんが、影の濃さなどが気になるのでもう少し調整を行います。

基本補正の「ハイライト」や「シャドウ」で全体がもう少し明るくなるように調整し、「テクスチャ」と「彩度」でハッキリと鮮やかに見えるように調整しました。

これで完成です。
曇り空を青空に変える事が出来ました。

「基本補正」の各設定ですが、調整の加減は+50~-50の範囲が適切かと思います。
それ以上に数値を大きくすると、粒子感や白飛びなどが強く出てしまい却って不自然になってしまう事も多いです。
ただ「ハイライト」や「シャドウ」などその限りではない事もありますので、写真の状態に合わせて設定してみてください。


Camera Rawフィルターで調整する+α

空だけを調整したい、と言う場合は「選択範囲」を使ってみてください。

今からのこちらの写真の空の部分だけを調整したいと思います。

まずは空とそれ以外の部分(ビルや木)を分ける必要があります。
「選択範囲」→「色域指定」を開きます。

「選択:指定色域」で空の部分をスポイトすると、ざっくり選択することが出来ます。
「許容量」は100~200ほどの間で様子を見ながら設定し、だいたい空の部分が白、それ以外の部分が黒に分かれていれば「OK」を押してください。

ここまでの段階で、Photoshopの画面はこのようになっているかと思います。

雲が選択範囲外になっていたりビルの輪郭がザックリしているので、選択範囲の調整をします。
「選択範囲」→「選択とマスク」を開きます。「クイック選択ツール」で選択範囲の過不足分を調整します。
調整出来たら属性パネルの「出力先」を「新規レイヤー」に設定して「OK」を押します。

これでレイヤーパネルには、写真の元データと空だけのレイヤーが出来たかと思います。

後は空だけのレイヤーを選択し、Camera Rawフィルターで調整してみてください。
こうして出来た物が下の画像です。

青空が際立った事で、より爽やかで好印象な写真になったのではないでしょうか。


別の空の写真と合成する

次は、別の空の写真と合成して空の色を調整したいと思います。
Camera Rawフィルターの調整ではキレイな青空に出来なかった時や、雲のバランスに理想の形があった場合はこちらの方が簡単です。

例えばこちらの写真ですが、Camera Rawフィルターを使うとこのような感じになります。
雲が分厚く上手く調整が出来った為、違和感のある空になってしまいました…

工程としては、途中までは「Camera Rawフィルターで調整する+α」と同じです。
「選択範囲」を使って空とそれ以外の部分を分けます。

1つだけ違うのが、「選択とマスク」パネルで空を選択出来たら、属性パネルの「反転」を押して選択範囲を逆転させます。
こうすることで今度は空以外を選択した状態になりますので、「出力先」を「新規レイヤー」に設定して「OK」を押します。

これでレイヤーパネルには、写真の元データと空以外の画像レイヤーが出来たかと思います。

後は空以外の画像レイヤーの下に新規レイヤーを作り、そこに理想の空の画像を置いてください。

ただ置いただけだと明るさや彩度の違いから違和感を感じてしまう事もあるので、Camera Rawフィルターなどでトーンを合わせる調整を行ってください。
こうして出来た物が下の画像です。

夏らしい青い空と青い海の明るい写真になったのではないでしょうか。


おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回お話しした2つの方法を使えば、自然に空の色を変えることが出来ます。
どちらの方法が正解と言うのはないので、自分の編集しやすい方法で試してみてください。

また、今回は使いませんでしたが、Camera Rawフィルターには他にも「トーンカーブ」や「プリセット」など様々な編集機能があります。
興味がある方はぜひそちらも試してみてください!

それではまた!デジマースのコンでした。

ピクトグラムを作成するときのポイント

1964年の日本でのスポーツ大会をきっかけに広がっていったと言われているピクトグラム。名前を聞きなれない方も多いかもしれませんが実は誰もが必ずと言っても良いほど、日常生活でピクトグラムを目にしているのです!
例えば、緑色に点灯している非常口の逃げようとしている人のイラストが一番分かりやすいと思います。
ピクトグラムを言葉で表すと、イラスト文字という名の記号(以下:イラスト文字)という所でしょうか。

今ではピクトグラムをフリー提供してくれている所もあり、私たちでも気軽に使えるのですが(ありがたいですね!)、「ちょっとイメージと合わない」「○○のピクトグラムが無い」等、こちらの条件と合わない場合も…ないとは言えません。

そういう時はピクトグラムの作成にチャレンジしてみてはいかがでしょう!自分で作成することで、イメージに寄りやすくなったり、愛着も湧くかもしれませんしね。
では、ピクトグラムを自分で作成するときはどうすれば良いのか、私の見解ですが作成するときのポイントを書いていきたいと思います!

*。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

point1.誰にでもわかる表現

国籍問わず老若男女、年齢関係なしに、ピクトグラムは誰が見ても理解できる表現が求められます。そもそもイラスト文字であるため、自立した指示表示が出来ることが使命とされているといっても過言ではございません。

「じゃあ、どんなものが誰にでもわかるの??」
「そうですね。例えば物であれば、必要性が無い限り最新の表現を省くのも効果的です。新しいものをすべての人が知っているとは限りませし、場合によっては認知率が低い可能性があるかもしれないです。」
「なるほど…」

さっそくですが、下記のピクトグラムをご覧ください。

Aは、家電よりもスマートフォンを使用する時代と考えれば間違ってないと思います。ですが電話のイラスト文字として考えた時に、近しいものにタブレットなどもあるため少々表現に難しさを感じてしまいます。今回、ボタンのないスマートフォンであるのも後押しし、イラストにしたときに分かり辛い印象を覚えてしまいます。

Bは、いまや見る機会は少ないと思われますが、電話と言われたときに頭によぎる人は割といるのではないでしょうか。また、近しい形もないため“この形=電話”と認識しやすいと考えます。また機能が電話しか無いことが後押しし電話という印象が残りやすいのかもしれません。

また、イラスト文字をシルエットにしてみた際に、認識しやすいかどうかも大事なポイントだと考えています!

point2.形状のシンプル化

ピクトグラムが何を指しているかを瞬時に認識しやすいものは?と考えた時、描かれているイラスト文字の情報量が少なくシンプルなものが効果的です。手描き等のイラストとは違い、描きこめば描きこむほど伝わり辛くなる可能性があがってしまいます。

■例:ショッピングビル等に入っているカフェの表示

デパート内には様々なお店が入っており、カフェでは、紅茶もコーヒーもお茶等々も飲めるお店が多く(専門店の場合もありますが)、今回「ショッピングビルに入っているカフェ」という表題もあるため、シンプルに「カップから飲み物が飲める」事を連想させることで十分成り立つと考えます。
Bに対しAは考えさせてしまう要素が入ってしまっております。
イラストに情報量が多いと捉え方に差異ができてしまうこともあったり、たいした時間ではなくても考えさせてしまったりする可能性も無きにしも非ずです。また、遠目で見た時に情報量が多いと、ごちゃごちゃとしやすく場合によっては近くで見ても認識し辛いことも考えられます。

■AとBのピクトグラムをそれぞれ遠目と近くであてこんでみたら…

情報を正確に伝えるために、伝わる最小限の表現に留めつつ、考えさせてしまう部分は削ぎ落して形状がシンプルになる様、心掛けることが大切です。コンセプトによってはピクトグラムにオシャレ、遊び心を入れる場合もありますが、基本的には指示に値するので「伝える」ことに念頭に置いて作成する必要がありますね。

point3.メリハリ

ピクトグラムはイラストの部分と背景(地の色)の部分を明度差のある2色で構成されています。そのためメリハリがつき基本的にはある一定の距離や、瞬時の認識がしやすくなっていると考えられます。

さいごに

ピクトグラムを簡単にまとめると、

・イラスト文字という名の記号
・シンプルかつ明確な形状が求められる
・遠目(常識の範囲)からの視認性が良い
・地の色とイラスト文字部分を明度差のある2色で構成することでメリハリ良く
・瞬時の解読が可能
・言語を超えた伝達方法

場所によってさまざまな表現のイラスト文字がありますが、共通して言えるのはそれがなんであるかしっかりと分かるということです。

簡潔に表現することは簡単に思えて実は難しいところがあります。もしピクトグラムを見かけたらちょっとながめてみてください。伝えるための工夫や最小限の表現が見えてくると思います!

次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
wrote:スガ

挿絵イラストを作成するときのポイント

資料、チラシ、広告などなど、内容をよりイメージしやすくするために、挿絵イラストを使用することがありますよね。
現在では多くの商用フリーイラストがあり、気兼ねなく誰でも使用することができます。
その一方で、「このイラスト見たことある」「○○の所のだ」「イラストがかぶってしまった」となることも少なくはありません。
特にイラストの種類が豊富であれば尚更多くの人が使用するわけですから、当然仕方のないことです。
ですが、提供してくれている方がいるから使用できていることは忘れてはいけませんね。

そこで、挿絵イラストを自分で作成してみてはいかがでしょう!
自分で作成することで、より内容に適したもの、他との差別化がしやすくなるかもしれません。
では、挿絵イラストを自分で作成するときはどうすれば良いのか、私の見解ですが作成するときのポイントを書いていきたいと思います!

*。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

point1.万人受け

挿絵イラストの前提として、「文章の補完、内容イメージの促進」があります。つまり見る人に、より理解してもらう為の手段の1つというわけですね。
また、挿絵はこうでなければいけないという様な決まりはありませんので多種多様なものを見かけます。

資料、チラシ、広告などによって挿絵のイメージ(絵のタッチ等)が異なることはもちろん、各々の内容に合ったものを使用する事が望ましいですよね。
その中でも共通して言えることは見る人を選ばない万人受けのものをなるべく使用することです。

※内容等、ターゲット層による場合がございます。

「なぜ、見る人を選ばない万人受けのものが良いの?」
「あくまでも挿絵イラストは“補助的な役割”であることを念頭に」

個人的な制作物であればさほど気にしなくても良いかもしれませんが、多くの人が見る可能性があるのであればそれぞれ思うこと、受ける印象は異なるので見てくれる人、出来る限り全員に伝わる様に最低限の配慮が必要です。

Aの方は大きな特徴もなく「小学生が楽しそうにしている」感を自然と後押ししてくれる印象を受けます。
Bの方は楽しそうにしている感は伝わるものの個性が強く、「小学1年生の遠足」という内容にはあっていない印象を受けますね。

挿絵を見た時に深く考えず、スルー出来るくらいの存在感がちょうど良いのではないでしょうか。

point2.シンプル化

多くの人が受け入れやすいイラストを一言でいうと基本的にシンプルなものと考えています。
シンプルなものは必要最低限の情報で構成されているため、誰がみても分かりやすく理解しやすい傾向があります。

■情報量が多い

それでは情報量が多いイラストはいかがでしょうか。
ほとんどのイラストは描きこめば描きこむほど複雑化していき、情報量が多くなることで個性が強くなっていきます。
(情報量が多くなることが悪いというわけではございません。)
見る人に考えさせる要素は極力抑えた方が、万人に受け入れてもらいやすいのではと考えます。

■目立つ特徴:指さしマークの場合

下記のイラストA、Bを見るとお分かりかと思いますが必要最低限、手と分かる範囲で描かれています。

そんななかBの方を見るとネイルが施されており、描きこみが少ないにもかかわらず、目立つ特徴があるため個性を強くする要因になっています。

一般的な指さしマークを考えた時に、爪にネイルをしているものはあまり想像しませんよね。
もしくは軽く爪が描かれている程度ですね。

※ネイルを扱うところであれば例外ですが…

情報量の多いもの、目立つ特徴を持つものは見る人を選んでしまうことがあるため、描きこみという名の情報量を抑えシンプルに、かつ明快にまとめられるかが重要ではないでしょうか。

また、個性が強くなるにつれてそのイラストに対する好き嫌いなどの感情が出やすくなる傾向があります。

point3.色、模様

特に色や模様(柄)に注力する必要が無い場合は、細かく表現しない方が情報量が少なくなり、見やすくなります。
例えば、白黒で使用されるものであれば、色が必要ない場合もありますし、色や模様よってはイラストがつぶれてしまったりすることも考えられます。

着色の仕方ひとつでイメージが大きく変化するため、あくまでもそれがなんであるかがわかる程度で表現をしてあげることをお勧めします。
特殊な着色の仕方を行うだけで、一見シンプルなイラストも個性を持ち存在感を放ち始めます。
どんな内容、ターゲット、公か私的かを見極めたうえで、適切なものを用意しましょう。

まとめ

■挿絵イラストは“補助的な役割”であることを念頭に
■見る人を選ばない万人受けを心掛ける
■挿絵を見た時に深く考えずスルー出来るくらいの存在感
■イラストの線の情報量は少なく
■色味、模様は必要最低限極力抑える
■白黒の場合はメリハリをつけてイラストを見やすく

自分がこれが好きだからという思想は一旦しまい込み、その内容に合うものを選定することが大切です。
補助的な役割である挿絵が「内容にあってないよね」と思われてしまったら元も子もありませんよね;
また、時には情報量の多いものや個性が強いもの等、内容やターゲットによっては相乗効果をもたらすこともあります。
作成するときには何に対する挿絵なのかをしっかり把握しましょう。

次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
wrote:スガ

ゲーム画面グラフィック_走査線表示の再現

コンテンツにはその時々の「環境」に影響された「体験」が存在します。

80~90年代の娯楽の中心であった家庭用TVは、真空管を利用した走査線があるTVで、現在の液晶TVや有機elTVでは再現が難しい独特の個性的な映像表示の仕組みを持っていました。

そんな当時の「環境」であるTV画面/ディスプレイに表示していた「家庭用据え置きゲーム機」のカクカクした粗いドットグラフィックを、あえて再現するデザイン/文化が根強く続いております。

当時の「体験」を求める需要と、「デザイン表現」としてソリッドなドットを好む需要がそれぞれ存在し、
2018年現在でも、インディーズゲームから商業ゲームまで、あえて粗いドットを採用したゲームが数多くリリースされています。

もちろん懐古や趣向だけでなく「メリット」が存在します。
以下でしょうか。

・必然的ローコスト
・アイデアに比重を置ける
・抽象的なのでセグメントが少ない

前置きが長くなりましたが、
今回は、そんなゲームグラフィックについて、当時の家庭用TVの環境を追体験する需要から、再現検証してみます。


表示機器のポイント

80年代に発売された家庭用ゲーム機では、
代表的な製品で、
256x224(256)px
の解像度でテレビ画面のアンテナ端子に接続してゲーム画面を映してました。

出力された映像は独特の歪みとボケ、ノイズがあり、また当時の一般的なテレビのサイズは14~21インチ(4:3)で画質も粗いものでした。

256x224のゲーム画像を映し出した画像密度(ppi)はこちらの数値になります↓

・14インチSDTV(4:3)256×224⇒24ppi
・21インチSDTV(4:3)256×224⇒16ppi

※参考)現在のフルHDゲーム機の場合
・32インチHDTV(16:9)1920×1080⇒69ppi

ppiがとても粗いですが、ゲーム中のテキスト読む場合など想定すると、
当時のテレビの水平解像度(640程度)、垂直解像度(480程度)、さらにシャープ加減も悪かったので相応の粗い仕様だったと思われます。

下記画像はSDTVではなくHDTVのものですが(SDTVは下記画像の倍以上の粗さ)、
TVの画素を接写すると下記のような粗さのRGBの点がセットで1画素を構成しております。

参考に現在の液晶モニターとスマートフォン(細かすぎてRGBの画素が確認できない)がこちらです。

現在も新作が発売されている「カクカクで粗いドットグラフィック」の特徴としてこれらの表示機器の環境影響が無い全くストレートで高精細な表示になっています。
(疑似的に近い表現をソフトウェア側で行えるものも一部あります)

それらについて、80~90年代の悪く言えば画質の悪いドットグラフィックゲームで育った世代は、高精細のドットの表示に違和感を感じるようです。

ドットグラフィックは抽象画像ですので、見る人により、想像するキャラクター像が変わってきます。
戦いに挑む研ぎ澄まされた目をイメージする人もいれば、ポップで明るい表情をイメージする人もいますが、
商品パッケージが存在すれば、そこに描かれたイメージイラストを投影する人が多いのではないでしょうか。

その想像に必要な要素はより抽象的な映像品質ですが、
高精細でエッジの立ったクッキリドット画面では、見てはいけない舞台裏構造が丸見えでゲームの没入感も下がります。

下記の画像は元画像は同じソースですが、
表示する環境により見え方がだいぶ変わってきています。

より違和感が少なく、表示として没入できる表現が比較できると思います。


半ドットの表現

先程の画像をみて気付くポイントとして、
高精細でエッジの立ったクッキリドット画像は、「環境」により「滲み/ボケ」が発生しそれによって自然なアンチエイリアスが発生しています。

3段階のグラデーションを作成してみると、

境界がシャープな画像と、滲みやボケの発生した画像では、段階の滑らかさに変化が生じており、
どちらがグラデーションに見えるか確認出来ると思います。

この表示環境を利用して本来使っていない色を再現するのが「タイルペイント技法」(ディザ処理)です。

この画像は白と黒をタイル模様に配置したものですが、
ボケのないシャープな表示ですと、白と黒の二色しか見えません。

しかし「滲み/ボケ」を利用すると、
白と黒の中間色である「灰色」が再現できます。

同じく他の中間色、混合色を作ってみました。

贅沢な表現が可能となった現在でも、同時発色数に制限がある環境など効果を発揮します。

拡大すると分かりますが、
タイルペイント(ディザ処理)によって少ない色数で画像を再現出来ているため、容量の大きな削減につながり、WEBページや画像転送では、表示速度を高めています。

PNG形式の画像には

・PNG8 … 256色発色/透明可/アルファチャンネル可※
     ※Fireworks書き出しでアルファチャンネル透明可
・PNG24… 約1,677万色発色
・PNG32… 約1,677万色発色/透明可/アルファチャンネル可

が存在し、
多くの色数を使用した場合は「PNG8形式」の範疇を越えてしまい、
「PNG24形式」「PNG32形式」の画像容量が極端に大きくなってしまいます。

現在でも、タイルペイント(ディザ処理)を適応して少ない色数の「PNG8形式」を使うことが望ましいと考えます(アルファチャンネルを含む場合は「Fireworks」必須ですが;)。

以上のように、
意図的「滲み/ボケ」を利用する事で少ない容量や制限下でも解像度以上の表現がされます。

さらにもう一つの環境効果として、
モニターの「走査線」を利用する事で、半ドット表現が可能となります。

走査線は映像と映像の間に必然的に出来る一方向の縞々線のような隙間で、
映像情報は無く真っ黒な横線になっています。

走査線はモニターの仕組み上発生する映像表示制限となりますが、
この線は結果としてドットの一部を隠すことになり、隠された部分の描写は実データー以上の表現として脳内に補完され映像を作り出しています。

右側の画像は疑似的に太目の走査線で0.5ドット分の黒線を追加してます。

ドット画像データを規則的等間隔の平行線で表示を隠す制限すると、
あるはずのない画像データが半ドット単位で補完されていくのが感じられます。


走査線の再現

作り方を検証していきます。

実は、今回作成する「SDテレビの走査線模様」は、フルHD解像度(1920x1080)では高さが足りなく、縦2880pxの細かさが必要になります。

最新の4Kテレビでも高さは2,160px(3840x2160px)しかない為、
「ゲーム」のSDテレビの表示表現を実現するには
8Kテレビ(7,680x4,320px)までの細かい解像度が必要になります。

納得できる画像再現表現を映し出す機器の普及には、まだまだ時間がかかりそうです。

それでは早速
「SDテレビの走査線模様」
を作っていきます。

SDテレビの解像度は640x480px 程度の想定でいきます。

走査線の黒線高さは、走査線の1/3とします。

480(高さ)x3(走査線の確保) =1,440px

※横の走査線の再現だけであれば縦1,440pxで足りるので4Kテレビ(3840x2160px)で再現が可能

TVの方式にもよりますが、拡大してみると1画素を作り出す縦線があります。

この縦線は走査線の黒線(1px)の半分の太さで再現するため、さらに倍の解像度が必要です。

1,440px x 2 = 2,880px

PhotoShopで
高さ2,880pxの画像を4:3の比率で作成します。

4:3 = X:2,880px
x = 3,840px

画像サイズは
3,840 x 2,880px

■横線の製作

 1)2pxの横線を引く
 2)4px置きにコピペ

■縦線の製作

3,840px / 640px(SDTV横解像度) = 6px

 1)1pxの縦線を引く
 2)5px置きにコピペ

出来た横線は「ボカシ」を3回程度かける

縦線は「ボカシ」を3回程度かけ、「不透明度」を50%にする。

ここまでで、
背景透過のpng画像で模様部分だけ書き出しすれば
「SDテレビの走査線模様」自体の完成です。

適応させたい画像はPhotoShopで「ボカシ強」を3~9回かけてボケボケ状態にして、「HDMI入力(デジタル)」以前のアナログな出力映像を再現します。

好きな画像を
3,840 x 2,880pxで書き出しして模様を重ねてみてください。
元画像は一度、
299x224pxか640x480px
などで解像度変更した画像を経由させた後、
3,840x2,880pxに解像度変更(ニアレストネイバー法)+ボカシ 
をすることで80年代の低解像度感が出せます。


気分は昭和ですね。


最後に重要なポイント

出来上がった画像が「暗い」ことに気づいたと思われますが、
理由は走査線により画面表面積の1/3を黒で塗りつぶしているためです。

失った元の明るさに戻すには、表示端末の輝度を33%程度明るくする必要があります。

消費電力の高さはデメリットでしかなく、
TVの消費電力の高さの要因だったと思われます。

現在、TVやモニターでソフトウエア制御で輝度を高くする仕組みとして「FreeSync 2」などのグラフィックカード側からモニター同期制御するテクノロジーが考えられますが、こちらは今後確認してみます。

コンテンツを楽しむうえで「体験」と「環境」は重要な要素です。
古びたアンティークな映画館での名作リバイバル上映など、コンテンツと環境の相乗効果は考えただけでも心躍ります。

次回も情報設計、ユーザビリティに関係した話題をお届け致します。
デジマースのネモトでした。

バナー制作でおさえておきたいポイント

こんにちは。ユイPです。
最近2年使ったiPhone 7をiPhone XSに機種変更しました。画面とカメラの綺麗さにはテンションがあがりますが、まだ使いこなせている気はしません。

今回は「バナー制作の時におさえておきたいポイント」がテーマです。
以前「新米デザイナーが作る!バナーの作り方」という記事を書きましたが、あれから約10ヶ月…制作したバナーの数も10ヶ月前の時点では約300個でしたが、この記事を書いている時点で約800個まで増えました。1000個までもう少し。

前回の記事ではバナーの作り方を作業工程と共に解説していきましたが、今回はタイトルの通り、「バナー制作時におさえておきたいポイント」を解説していきたいと思います。

※前回の記事と少々書いてある事が被る部分もございます。
※またこの記事で使われているバナーは全て架空のバナーです。


バナーとは広告や宣伝などのために使われる画像の事です。
バナーの目的は主に「見た人にクリックしてもらう」事です。
掲載場所やターゲットによってデザインや訴求ポイントは変わってきますが、クリックしてもらうために「このバナーで誰に何を訴求したいのか」を考えて作っていく事が大切です。

これを踏まえて制作時のポイントを解説していきます。


1.めりはりをつける

例えばこの2つのバナーだったら、どちらの方が大事な文言がより強調されていると思いますか?
答えは下です。文字サイズの強弱や色の差がついているので「人気作品”無料”」という言葉が一番見せたい部分なんだなとわかります。
めりはりは文字サイズ、フォント、文字色などでつける事が出来ます。

掲載場所や内容によっては、文字や色のトーンが統一されたものなども使用されています。
そういったバナーは訴求力が重視されているのではなく、「雰囲気にあった」バナーである事が多いかと思われます。
広告などで使われるバナーは目を引く事が大事になってくるので、人の目に触れてほしい部分がどこかを考えて、強調する部分と控えめでいい部分、差をつけて作っていきましょう。

2.不自然な”余白”は埋める

このバナー…どうにも真ん中の文言と写真の間の余白が気になりませんか??文字や写真/絵を調整すれば埋められそう?…そんな時はどうにかして埋めてしまいましょう。

という事で文字の組み換え、写真のサイズ調整などをしてみた所、見事に埋まりました。
変な余白があるとなんだかそこに目が行きがちですし、画面も寂しくなります。文字を大きくする、組み方を変えてみる、文字間や行間の調整、画像があればその位置を調整してみる、図形や線を足してみる…など余白の埋め方は色々あります。
もちろん余白を活かしたデザインというのもありますので、埋めるのは”不自然な”余白です。

3.要素を散らばせない

人の目線は左上から始まり右下で終わる、Z型の流れのレイアウトが見やすいというのはどんな媒体にも言える事ですね。
もちろんバナーも、そういった流れを意識して自然と読みやすいように制作しています。

例えばこのバナー、要素が四方に散っているし、図形は多いし、どこが大事でどこから読めばいいのか…読めない事はないけど散らばっていてなんだか気持ち悪い…。
なので流れを意識して作ってみます。

これなら、上の情報と下の情報、混乱せずにスッと読む事が出来ると思います。要素を分散させずに、図形や線を使う時もバランスには注意しましょう。

4.困ったら位置変え・傾ける

基本の法則は守っているけれど遊び心がない。つまらない。そんな時は思い切って文字の位置を変えたり、傾けてみたりしましょう。

ちなみに傾ける時は左下から右上に向かって↗この角度で傾けた方が文章が読みやすいです!

5.表示されるサイズを考えて作る

私は普段1020×360のサイズのバナーを作る事が多いです。そのサイズを開いていると、普通にPhotoshopの画面いっぱいくらいに大きく表示されていますよね。
ここで陥りがちなのが、「スマートフォンの画面サイズで見た時に、文字がちゃんと読めるか?」という問題です。

このバナー、PCの画面では大きく見えていても、実際にサイトに掲載されたら…(スマートフォンでこのブログを読まれている方には既に見えづらいかもしれません)

こんな風に小さくなりますよね。こうなった時、このバナーの上の部分の白文字、読めますか?正直読みにく~~いですよね。
こうならないためにも、ある程度サイズが小さくなった時の事も考えて制作しましょう。
今回はこのように調整してみました。

白文字の部分に太字の効果をかけ、背景に濃い色を引いてみました。先ほどのよりは少しは見やすくなったかと思われます。

このように情報量が多いバナーだと限界もありますが、出来るだけ配慮して制作しましょう。

6.文字間・行間の設定はしっかり

文字が主役なバナーにとって、これは本当にとっても大事な事です。

文言・配置は同じでも、上のバナーよりも下のバナーの方が、読みやすいと思いませんか?文字間を調整する事で「55%OFF」の部分は更に大きく強調されていますし、緑枠の中の説明文も間を開ける事で読みやすく、無駄な余白もなくなりました。少し調整するだけで、こんなにも変わります。
文字は手動で調整してバランスを美しく整えましょう!


以上が、私がおさえておくべきだと思うポイント6つになります。

とは言え私もまだまだ勉強中で完璧ではありません。上記の内容も最初からわかっていたものではなく、色んなバナーを見て学んだり、たくさん指導して頂いて覚えたものです。
バナー作りにこれから携わる方は、色んなバナーを見て、学んで、たくさん作ってみてください!

それでは、また。
ありがとうございました。

簡単!ラフと回転ツールでほぼ完成!《輪切りの野菜・果物の作り方》

*。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

早速ではございますが、イラストレーター(以下:イラレ)で簡単に作れる輪切り野菜と果物の作り方を紹介したいと思います。
ラインナップとしましては『レンコンニンジンキウイ』となっております!

1.レンコン
2.ニンジン
3.キウイ

輪切りのレンコン

—————————————————————–
★作成環境:IllustratorCC2018
★動作確認:Windows10
※所要時間:下記内容で10~15分ほど(初心者)
—————————————————————–
※説明がしやすいようにある程度のサイズを決めております。

【1】
①幅400px 高さ400pxの円を用意。
[淵:c4c1ab/塗:e2e1d3]

【2】
①[Alt+C+D+R(効果→パスの変形→ラフ)]で以下のように設定します。

②オブジェクトを扱いやすくするため、ラフ効果をかけたオブジェクトを選択した状態で[オブジェクト→アピアランスを分割]をします。

【3】
オブジェクトの真ん中に[30px×30pxの円]を配置します。
同時に[70px×120pxの楕円]も上部に配置します。
どちらも[淵:c4c1ab/塗:c4c1ab]

【4】
①楕円を選択しツールの[回転ツール]を選択します。
②画像の真ん中に回転ツールの回転軸が出てきます。
③真ん中の小さな円の中をクリックし回転軸を移動させます。

④回転軸の場所を決めたら、Altを押しながら、回転軸をクリックします。編集画面が出てきます。
⑤角度、プレビューにチェックを入れたのちOKは押さず、コピーをクリックして画面を閉じます。
⑥画面をとじたら、自動的に1つ画像が増えますので、残りのオブジェクト4つを[Ctrl+D(4回)]で増やします。

【5】
①コピーした楕円6個選択しツールの[回転ツール]を選択し
[Alt+C+D+R(効果→パスの変形→ラフ)]で以下のように設定します。

②オブジェクトを扱いやすくするため、ラフ効果をかけたオブジェクトを選択した状態で[オブジェクト→アピアランスを分割]をします。

【最後】少々調整を行ってレンコンの輪切りの完成です!

輪切りのニンジン

—————————————————————–
★作成環境:IllustratorCC2018
★動作確認:Windows10
※所要時間:下記内容で10~15分ほど(初心者)
—————————————————————–
※説明がしやすいようにある程度のサイズを決めております。

【1】
幅400px 高さ400pxの円を用意。
[淵:e25b00/塗:ff8b00]

【2】
①[幅350px 高さ350px]の円を内側中央に配置。
②[淵:なし/塗:ff9f19]
③[Alt+C+D+R(効果→パスの変形→ラフ)]で以下のように設定します。

④オブジェクトを扱いやすくするため、ラフ効果をかけたオブジェクトを選択した状態で[オブジェクト→アピアランスを分割]をします。

【3】
①[幅190px 高さ190px]の円を内側中央に配置。
②[淵:なし/塗:ffb839]
③[Alt+C+D+R(効果→パスの変形→ラフ)]で以下のように設定します。

④オブジェクトを扱いやすくするため、ラフ効果をかけたオブジェクトを選択した状態で[オブジェクト→アピアランスを分割]をします。

【4】
①[幅156px 高さ156px]の円を内側中央に配置。
②[淵:なし/塗:ff8b00]

【5】
①[幅3px 高さ60px]の楕円を上部に配置。
②[淵:なし/塗:ff8b00]

【6】
①楕円を選択しツールの[回転ツール]を選択します。
②画像の真ん中に回転ツールの回転軸が出てきます。
③円の中心をクリックし回転軸を移動させます。

④回転軸の場所を決めたら、Altを押しながら、回転軸をクリックします。編集画面が出てきます。
⑤角度、プレビューにチェックを入れたのちOKは押さず、コピーをクリックして画面を閉じます。
⑥画面をとじたら、自動的に1つ画像が増えますので、残りのオブジェクト2つを[Ctrl+D(2回)]で増やします。

【最後】ニンジンの輪切りの完成です!

輪切りのキウイ

—————————————————————–
★作成環境:IllustratorCC2018
★動作確認:Windows10
※所要時間:下記内容で10~15分ほど(初心者)
—————————————————————–
※説明がしやすいようにある程度のサイズを決めております。

【1】
①幅400px 高さ400pxの円を用意。
[淵:826f30/塗:9ac44b]

【2】
①[Alt+C+D+R(効果→パスの変形→ラフ)]で以下のように設定します。

②オブジェクトを扱いやすくするため、ラフ効果をかけたオブジェクトを選択した状態で[オブジェクト→アピアランスを分割]をします。

【3】
①[幅300px 高さ300px]の円を内側中央に配置。
②[淵:なし/塗:aad156]
③[Alt+C+D+R(効果→パスの変形→ラフ)]で以下のように設定します。

④オブジェクトを扱いやすくするため、ラフ効果をかけたオブジェクトを選択した状態で[オブジェクト→アピアランスを分割]をします。

【4】
①[幅120px 高さ120px]の円を内側中央に配置。
②[淵:c1d643/塗:ddd69f]
③[Alt+C+D+R(効果→パスの変形→ラフ)]で以下のように設定します。

④オブジェクトを扱いやすくするため、ラフ効果をかけたオブジェクトを選択した状態で[オブジェクト→アピアランスを分割]をします。

【5】
①[幅10px 高さ66px淵:なし/塗:8faf2e]と
[幅6px 高さ12px 淵:なし/塗:414240]の楕円を作成し
以下のように組み合わせグループ化(Ctrl+G)します。

【6】グループ化したら中央の円にかかるよう上部に配置します。
①楕円を選択しツールの[回転ツール]を選択します。
②画像の真ん中に回転ツールの回転軸が出てきます。
③円の中心をクリックし回転軸を移動させます。

④回転軸の場所を決めたら、Altを押しながら、回転軸をクリックします。編集画面が出てきます。
⑤角度、プレビューにチェックを入れたのちOKは押さず、コピーをクリックして画面を閉じます。
⑥画面をとじたら、自動的に1つ画像が増えますので、残りのオブジェクト34つを[Ctrl+D(34回)]で増やします。

【最後】キウイの輪切りの完成です!


最後に

以上輪切りの果物・野菜の作成の仕方をご紹介させていただきました。
ラフツールも回転ツールも慣れてしまえばとても簡単です。
ここでは説明がしやすいように数値を決めておりましたが、作成したい大きさによって効果の加減などが変わってきますので、いろいろ試してみて下さいね!

次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。
それでは、スガがお送りいたしました。またお会いしましょう!

画像トレース&ライブペイントで簡単なイラストを描いてみよう

こんにちは!ユイPです。
だんだん暑さを感じる時期になってきましたね。

今回のテーマは「Illustratorで”画像トレース”と”ライブペイント”を使ってイラストを描いてみよう」です。
Illustrator(以下:イラレ)でパスを描くのが苦手だなあ…という方(私)でもこの2つの機能を使えば簡単にイラストを描く事が出来ますよ!


使用ソフト:Adobe Illustrator CC 2018
作業環境:Windows 7


最初に「そもそも画像トレースやらライブペイントって何だっけ??」という方のためにどういう機能かご紹介します。

画像トレースは、写真などを一瞬でベクター画像にしてくれる機能です。
例えば左側の写真に画像トレースを行うと、右のようになります。ちょっとイラストっぽくなりましたよね。

ライブペイントは、パス内に塗り絵のように色をつける事が出来る機能です。
タルトの手前にあったいちごの色を少し鮮やかにしてみました。

これらが”画像トレース”と”ライブペイント”の機能です。(詳しいやり方はこの後説明していきます)

それではこの2つの機能を使って、簡単なイラストを描いてみましょう!


まずはイラストの主線となるものを用意します。

準備が出来たらイラレで開き、「画像トレース」を行っていきます。

画像トレースの手順は以上になります。

トレースしたらお好みで自由に余分なアンカーポイントを削除したりなどして整えたり、パーツを描き足したりしてみてください。
なんとなく気に入らない部分もここで直してしまいましょう。

調整して完成した主線がこちらになります。

主線が出来たら、「ライブペイントツール」で色を塗っていきましょう。

以上がライブペイントの手順になります。

そして色を塗って完成したものがこちらになります。

どうでしょうか?とても簡単な行程だったのではないでしょうか?

イラレで画像を作成する際、何もないキャンバスに一からパスを形成していく、図形を変形させていく、画像を引いてその上をペンツールでなぞっていく…など色々な方法がありますよね。場面や時間、描くものによって様々なやり方があると思います。
今回はイラストでやり方を紹介しましたが、手書きのロゴを作る時などにもおすすめです。
最初に紹介したように、写真などをトレースすることも出来ますし、Photoshopなど他のツールを使ってデジタル上で描いたイラストをベクター化したい時にも使えるのではないでしょうか。

状況に応じて、ユイPおすすめのこの機能、是非一度使ってみてください★


以上「画像トレース&ライブペイントで簡単なイラストを描いてみよう」ユイPがお送りしました。
くれぐれも5月病にはお気を付けください。ではまた次回!

★毎日更新しているデジマースブログ公式Twitterもよろしくお願いします!


スマホ広告サイズ_バナー

スマートフォンバナー


ネットワーク系バナー

★モバイル_バナー(横×縦)

 ・320× 50 ADNW
 ・640×100 ADNW【高解像度版】

 ・320×100 ADNW
 ・640×200 ADNW【高解像度版】

★レクタングルバナー(横×縦)

 ・300×250 ADNW
 ・600×500 ADNW【高解像度版】


インフィード形式(横×縦)

 ・ 300×300 ①_スクエア型
 ・1200×628 ②_バナー型

※掲載場所によりサイズに差異があります


スマホバナーサイズのメモの意味合いで現在出稿があるモバイル向け広告を中心にサイズ表を下記に作成しました。※2018.3.5時点のデータ

モバイル端末も「ケータイ電話」と呼ばれていたフィーチャーフォンから、スマートフォンへ移行しました。

そして、モバイル広告サイズも解像度が増えて「ドット打ち」と呼ばれる技法が有効な抽象的領域を越え、構成も通常の印刷広告のような余白のデザインが可能となりました。

参考で、かつてマス広告として絶大な広告効果を出していた、ケータイ電話モバイル広告時代の代表的な広告サイズと事例を紹介します。


フィーチャーフォンバナー

192×53 QVGA端末向け_バナー

フィーチャーフォン向けのデフォルトバナーサイズ。使用する「レスポンスフォーマット」(「CLICK!」文字入りの黒枠部分)の
カタチとサイズが決められている。2018年の現在でも運用されている代表的なバナーサイズ


384×106 VGA端末向け_バナー

「デフォルトバナー」×2倍サイズ。フィーチャーフォン向けのVGA端末向けに特化して一時的に運用されていたバナーサイズ。SB枠で使用されてましたが運用コスト減の影響からか現在は運用されていません。


192×53 QVGA端末向け_アニメGIFバナー

「デフォルトバナー」に「GIFアニメ」を使うことで複数コマの差し替えアニメーションを再現できました。コントラストに違いの大きい2つのバナーを交互に表示させるだけでも利用者の目線をバナーに向かわせることが出来、静止画バナーと比較して広告効果を大きく改善できました。


192×53 Flashバナー

「デフォルトバナー」と縦横サイズやレスポンスフォーマットは同じですが、当時のリッチ仕様としてFlashで掲載が可能でした。「5kバイト」という少ないバナー容量制限のなかで、アニメGIFバナーでは再現できない(容量が約4~10倍まで増大)細かいアニメーションが表現できる唯一の手段として、モバイル広告の表現に多大な力を与えました。

無料動画バナー:FP時代の広告面にあふれた無料訴求のバナーを一部紹介↓

※記事用にFlash形式を動画バナー(アニメGIF)に書き出ししています


最後に

以上、一部のプラットフォームとサイズについて紹介しましたが、状況に応じて修正と追加します。
スマートフォン向けのクリエイティブは情報量が多いので迷いと迷走に陥りやすいと感じますが、
明確なルールを設定して必然的で効率的な作業を続けていきます。

それでは次回も情報設計に関係した話題をお届け致します。
デジマースのネモトでした。

「お菓子なもじ」Photoshopで簡単作成!

*。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

お菓子なもじ

Photoshopを使ってクッキーにアイシングをした様なお菓子な文字を作ってみたいと思います。
今回「レイヤースタイル」を使ってエフェクトをかけますが、難しいことはいたしません。
初めて使用する人にも比較的優しい内容になっております。

文字エフェクトメイキング

※ここで紹介しております内容は、一作例となります。サイズ、比率等は説明のしやすい様に書いております。
また、エフェクトの設定の仕方などは誰でもわかりやすいようにしております。

—————————————————————–
★作成環境:PhotoshopCC2017
★動作確認:Windows10
※所要時間:15分くらい
—————————————————————–

(1)新規作成(Ctrl+N)で縦300px・横1200pxのファイルを開きます。

(2)テキストツールで文字を書きます。
文字【おかしなもじ/A-OTF 新丸ゴ Pro/U/150px】
文字の背景にクッキー部分がくるので文字幅を+300開けています。
※文字フォントがない場合は丸目の太字がおすすめです。

(3)アイシング文字の色を設定します。
パステル系統がオススメです。今回は下記色を使っています。
お:ff9dc2 菓:9fceff  子:c1ef83
な:ffffff  も:d5bfff じ:ffa6a6

(4)レイヤースタイルを加えていく準備をします。
グループを作成してその中に文字レイヤーを置きます。
※テキストレイヤーを選択した状態で(Ctrl+G)でもグループ化できます。

(5)【レイヤースタイル①】クッキー生地部分を作ります。
以下のどちらかの方法でレイヤー効果の編集画面を表示します。

表示されたら以下のように項目を設定していきます。

設定後↓

(6)【レイヤースタイル②】アイシング部分を作ります。
上記と同様にレイヤー効果の編集画面を表示します。
以下の値を設定します。

設定後↓

(7)【レイヤースタイル③】クッキー焼き込み部分を作ります。
今回は「グループ1」にレイヤー効果をかけます。
以下の値を設定します。

表示されたら以下のように項目を設定していきます。

設定後↓

焼いたクッキーの上にアイシングで飾った、クッキー文字が出来上がりました!

設定を変えて試してみました

上記のエフェクトメイキングの一部の数値を変えてみると以下のようになります。
見え方が全然変わってきますね!

上記のエフェクトメイキングの「境界線部分を10pxに変更」するとクッキー生地部分が減ってアイシングをたっぷりのせている風になりました!

ココア色にしたい場合は「光彩(内側):533a23に変更」
「境界線色:7b5e44に変更」するとそれっぽくなります。

・上記のエフェクトメイキングの「境界線部分を10pxに変更」
・文字のレイヤーを複製し、効果を各1つずつになる様にします。
その際上にベベルとエンボス、下に境界線が来るよう設定します。

・境界線の効果がある文字の色を境界線と同じ色に揃えて(今回の場合はfbdf8d)、
右クリック→「レイヤースタイルをラスタライズ」を選択しレイヤーを画像化します。

・あとはラスタライズしたレイヤー(クッキー生地部分)を文字のバランスに合わせていい感じに背景色と同じ色で塗り足します。
(今回の場合はfbdf8d)

上記のエフェクトメイキングの「ベベルとエンボス」「境界線」効果をオフにするだけです。
ピンク(苺):ffc1c6 緑(抹茶):b1d27f
黄(プレーン):ffd893

最後に

今回ご紹介したレイヤー効果の値ですが、あくまで一例ですので作成するサイズや好みに合わせて変えてみてくださいね。
また、これを参考に自分なりのもっとやりやすい方法を見つけていただけたら幸いです。
次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。
それでは、スガがお送りいたしました。またお会いしましょう!

新米デザイナーが作る!バナーの作り方

こんにちは!あけましておめでとうございます。ユイPです。
今年もよろしくお願い致します。
私は学生の頃、年末年始は巫女さんのバイトをしていたので今年は久しぶりにゆっくりしたお正月を過ごす事が出来ました。
お正月が終わったら次のイベントはバレンタインですね!


さて、今回のテーマはズバリ!「バナー制作」です。

私がデザインチームに配属になって半年が経ちますが、この半年間での私の主な業務はバナー制作でした。これまで制作したバナーの数は約300個弱です。
そんな私がこの半年間でバナーについて学んだことを踏まえて、制作過程を解説していきたいと思います!

★バナー記事第二弾(2018年10月更新)→バナー制作でおさえておきたいポイント

バナーとは、広告や宣伝のために使われる下のような画像の事です。

バナーをクリックする事で見せたいページに飛ぶ事が出来るので、主に「クリックしてもらう」事が役割となります。
表示される場所は自社サービス、もしくは他社のサービス上です。
文字のみのバナー、画像と文字を組み合わせたバナー、縦型や横型と種類やサイズも色々とあります。

掲載場所やターゲットによってバナーのデザインや訴求ポイントは大きく変わります。
種類は多々あれど、「このバナーで誰に何を伝えたいのか」まずはそこをしっかりと踏まえて制作する事が大事です。

ちなみに私がバナーを作り始めた初期のバナーは大体こんな感じでした。

作り始め感満載ですね…。

今回はこのような依頼が来たという設定で制作していきます。
————————————————————————————————
▽サイズ 1080×360
▽掲載場所:自社サイト内
▽少女漫画の特集のバナー(無料試し読みあり)
▽ターゲット:女性
▽掲載文言
【もうすぐバレンタイン!青春する準備はいい?甘い恋物語10冊無料♡】
▽イラスト素材2点(どちらを使っても両方使ってもよい)

————————————————————————————————

早速作っていきますが、まずは深く考えずにキャンバスを作成してイラストや文言を何も加工せずに配置します。

とりあえず女の子のイラストのみを使用することにして、イラストは右、文言は左側かなとざっくり配置しました。フォントも普通のゴシック体のままです。
後から加工しやすいように文言はここであらかじめ分解しておきます。
色やサイズを変えそうだな…という場所は特に細かく分解します。ちょっとめんどくさい作業ですがのちのち作りやすくなりますよ。(もうすぐ/バレンタイン!/青春/する準備はいい?/甘い/恋/物/語/が/10冊/無料/♡)
素材の画像の編集(透過作業など)があればここで行っておきます。今回使用しているイラストは自前です!

また私は実際に作品を扱うバナーの際、作り始める前に公式サイトを検索してみたりどんな内容のお話なのか軽く試し読みしてみたりしています。
作品に100%合わせる必要はないですが、どんな作品か知っておくと純粋に作りやすいです。

バナーの目的はただ見てもらう事ではありません。クリックしてもらう事です。そのためには、どこに目をつけてもらうか考えて制作していかなければなりません。まだほぼ加工してないこの状態で、文言の強調したい部分を決めていきます。

見やすく、遊び心も加えながら大体こんな感じかなと文字を置いてみました。
今回まず一番強調するべき点は「無料」だと考え、無料の文字を一番サイズを大きく目立つ位置に配置しました。
あとは何が無料なのかも伝わらなければ意味がないので無料の次に「恋物語」も強調していきたいですね。恋物語と書いてラブストーリーです。

ピンクで囲ってある部分①がメインとなる目立たせたい文言、青で囲ってある部分②がそれを修飾するサブとなる文言です。
強調したい部分が決まったらフォントや背景も決めていきます。

文言のテーマ的に背景はやっぱりピンクかな~フォントは可愛らしく落ち着いたやつがいいかな~というイメージでこのようにしてみました。
あとはやはり「恋物語」の特集だし女性がターゲットならば男の子も欲しいな?いうことでイラストの配置も少し変えてみました。

強調したい部分や大体のレイアウトも決まった所でさあ色をつけていくぞ!

…といいたい所ですがその前にまずとても大事な作業があります。
「字間の調整」という作業です。

現時点でのバナーをよく見てみると…

このピンクで○した部分や線の部分、文字が詰まりすぎていたり、広がりすぎていたり…なんとなくまとまっていないと思いませんか?
見やすいバナーにするために、ここを調整していきます。調整は使うフォントを決めてからやりましょう。
(Photoshopでの細かい調整のやり方やそもそも字間って何?という方はこちらの記事をご覧ください。→たのしい文字組み 字間を調整してみよう)

調整したものがこちらになります。
細かいですが、文字のバランスが良くなって見やすくなったと思いませんか?
同時に「青春する準備はいい?」という文言の「する」や「は」や、「恋物語が」の「が」といった接続詞のひらがなを少し小さくした事で文章にメリハリがつきました。

また文字の位置の揃えも調整しました。
文章の端っこと端っこのラインをあわせてあげるとバランスよく整います。
変則的な組み方をする場合でなければ、端っこは出来るだけ揃えておく事が大事です。

文字の調整も終わった所で、次に背景を装飾していきます。
え?文字の装飾じゃなくて背景からやるの?と思うかもしれませんが、私の場合は背景の装飾を決めてからその背景の上でも見やすい文字の装飾を行っていきます。

ピンクの色合いを少し変え、キラキラしたテクスチャを載せてみました。なぜこれにしたかというとチョコレートっぽさを感じたからです。

背景が決まったところで遂に念願の(?)文字に色をつけていきます。

まず強調したい部分から色を決めていきます。
ここが強調したい部分にはやはり濃いめの色、赤や青、オレンジ…背景が黒の時は白、など目立つ色を使っていきます。

まずこのように色を置いてみました。
このようなバナーの場合、色数は多くても3~4色程度に抑えて出来るだけごちゃつかないようにしたいです。
ただこれでは色合いも同系色でメリハリがなく、白文字も少し読みづらいですし何より面白みがないですね…。
なのでメリハリを意識しつつ、遊び心も感じられるように装飾していきます!

こんな感じになりました。
茶色の地を入れて文字を黄色にした事で目立たせたい文言が更に強調されましたし、画面に締まりが出たと思います。
何よりピンクと茶色の色合いがバレンタイン感をより強めてくれました!

ここまできたらあとはもう色味や文字、イラストの位置などレイアウトを再度確認して調整するのみです。
字が間違っていないか…文字間の調整の見落としがないか…などもここで確認してしまいましょう。

微調整が終わってしまえば晴れて…完成です!
「もうすぐバレンタイン!青春する準備はいい?甘い恋物語が10冊無料♡」バナーが完成しました。


いかがでしたでしょうか。

今回の記事ではイラストを使用し、「無料」という文言を強調させるようなバナーを制作しましたが、最初に書いた通りバナーにもたくさん種類があります。今回この記事で作成したバナーは、オシャレさというよりかは「見やすさ」や「訴求力」が重視されるバナーです。
普段私はそのようなバナーを作る事が多いのですが、最初の頃はやはりオシャレに作りたくて細めのフォントを使ったり色数を少なくしたりして作ってしまっていました…。それが悪いわけではありませんが、求められているものと遠いものを作ってしまうのはいい事ではありませんよね。

最初に書いた事の繰り返しとなってしまいますが、掲載場所やターゲットによってバナーのデザインや訴求する部分は大きく変わります。
「このバナーで誰に何を伝えたいのか」ターゲットを見据え、求められているものを作る。そこをしっかりと踏まえて作る事がバナー制作において大事な事だと思います。

私もまだまだ勉強中です。日々先輩方に助けて頂いています。
これからもたくさんバナーを作ってもっと成長していきます!

長くなってしまいましたが以上、ユイPがお送りいたしました。
皆さんもこの1か月、バレンタインに向けて美味しいチョコレートをたくさん食べてください♡

★バナー記事第二弾はこちら→バナー制作でおさえておきたいポイント

————————————————————————————————

デジマースブログ公式ツイッター・インスタグラムを開設いたしました。

★Twitter https://twitter.com/digi_design_
★Instagram https://www.instagram.com/digi_design_/

記事と合わせましてこちらもよろしくお願い致します。