はじめてのオンラインイベント|メリットとデメリット

こんにちは!今回のテーマは「はじめてのオンラインイベント|メリットとデメリット」です。
オンラインイベントの種類は、企業が行う真面目なWebセミナーから友人との気軽なオンライン飲み会まで様々です。それぞれの運用方法の違いやメリット・デメリットについてユーザビリティの観点でまとめました。

コロナ禍によりオンラインで行うイベントが急速に普及しました。
動画配信と言う形は同じでも、イベントごとに細かい仕様に違いがあり、実際に参加してみると思った以上に色々なやり方があるんだと驚きました。
今回の記事では、そんなオンラインイベントの仕様の基礎+ワンポイントについてもまとめてみました。


オンラインイベントとは

オンラインイベントと一口に言っても様々な種類がありますよね。Webセミナー、ウェビナー、オンラインセミナー、オンラインライブ、Web会議、Web面接など。
身内に限定して私的に行うのがオンライン飲み会に当たります。

このように言い方は沢山ありますが内容はどれもほぼ同じで、インターネット上で動画を配信したり、それによってコミュニケーションを取ることを指します。
特にコミュニケーションを取るオンラインイベントの場合、企業によっては様々な機能を用意して参加者が有意義な時間を過ごせるよう工夫されています。


オンラインイベントの特徴

まずはオンラインイベントの基礎的な特徴についてお話ししたいと思います。
特徴は大きく分けて3つあり、「集客の拡大」「コスト削減」「リード(見込み顧客)の獲得」です。

集客の拡大

インターネット環境さえ揃っていれば、エリアに縛られず誰でも参加する事が出来ます。
特定の会場に行かなければならないオフラインイベントだと他県や遠方に住んでいる人が参加し辛いデメリットがありましたが、その問題を払拭することができます。

また、会場のキャパシティに縛られることもないためより多くの人に参加してもらうことが出来ます。
アーティストのライブで言えば、これまでは会場の広さの都合で人数を制限したりチケットの抽選をしなければいけませんでしたがその必要がなくなります。
ファンクラブ会員だけでなく、参加したい人全員がライブを視聴することも可能になりました。

コスト削減

リアルイベントを行う時に必要な会場費・交通費が必要ないので大幅なコスト削減になります。
また、会場の設備や印刷物、常駐するスタッフの金銭と時間のコストも削減出来ます。

ネットワーク環境とPCとカメラとマイクの4つが揃っていれば十分です。
もっと設備を絞ろうと思えば、ネット環境とスマホさえあればオンラインイベントの開催・参加が可能です。

リード(見込み顧客)の獲得

興味関心度の高い、目的意識の高い人たちの間で配信・視聴が出来るため、リード(見込み顧客)が獲得しやすい点が上げられます。
あらかじめ興味を持って参加してもらえる他、参加のしやすさから幅広いエリアの多くの人々に知ってもらうことが出来ます。
敷居の低さで言えば、リアルイベント以上に顧客獲得のチャンスが生まれます。


配信方法の種類

オンラインイベントの配信方法は2つあり、「ライブ配信」と「オンデマンド配信」です。

ライブ配信

ライブ配信とは、開催中のイベントをリアルタイムで配信する方法です。
メリットは、映像やチャット・アンケート機能を使ってコミュニケーションを取ることが出来る点です。視聴者の反応や疑問点をリアルタイムで確認しながら進行できます。

デメリットは、参加者それぞれの通信環境による影響が大きい点です。
参加者が電波の悪い場所でライブ配信を見ようとすると、映像が途切れたりまったく映らなくなることもあります。
主催者側で改善できる部分ではないため、解決策としては、通信環境に関する事前の注意喚起を行い参加者に最低限の通信環境を整えてもらうことが大切です。

ライブ配信に適したイベント
  • 説明会
  • 研修
  • セミナー
  • ライブコンサート
  • オンデマンド配信

    オンデマンド配信とは、事前に動画をサーバにアップロードしておき、視聴者の任意のタイミングで見られるようにする方法です。
    メリットは、繰り返し配信・視聴することが出来ることです。
    研修などで同じ講義を繰り返す場合、一度撮影してしまえば繰り返し使えるため人件費や時間の節約になります。また、配信後にもう一度見たいと思った時にすぐ復習することが出来ます。

    デメリットは一方通行になりやすい部分があることです。
    長々と一方的に喋る動画にならないように内容を簡潔にまとめたり、編集で動画を分かりやすくまとめておく必要があります。

    オンデマンド配信に適したイベント
  • 研修
  • セミナー
  • 講義

  • オンラインイベントのワンポイント

    オンラインイベントで実際に使用されているワンポイント機能を、ライブ配信とオンデマンド配信に分けて紹介したいと思います。
    極端なことを言ってしまうと無くても良いのですが、あるとよりUXが充実する機能となっています。

    ライブ配信

    ■チャット

    オンラインイベントのチャット機能

    参加者がリアルタイムに疑問や感想を伝えることが出来るので、臨場感や参加してる感が生まれます。
    その場で臨機応変な対応が出来るので、疑問に答えたりプラスアルファなお話しをすることが可能です。
    また、顔を出さずに気軽にコメントを打ち込めるので、より活発なコミュニケーションが期待できます。

    ■アンケート

    オンラインイベントのアンケート機能

    アンケートや質問をしたい時にラジオボタンなどの選択肢を出すことで、参加者から回答を得ることが出来ます。
    主催者側の一方通行になりがちな場面でも、双方向からアクションが起こせるので、リアルな体験と情報が得られます。

    ■アクション・アバター

    オンラインイベントのアクション・アバター機能

    コンサートなどエンターテインメント性の強いイベントの場合は、アクションやアバター機能があるとUXが高まります。
    〇〇を応援したい、一緒に会場を盛り上げたい、一体感を感じたい、と言う参加者の気持ちを補うことが出来ます。
    参加者の感情を表すアクション機能や、アバターをオンラインの会場に配置出来るようにすることで、リアルイベントに勝るとも劣らない体験が得られます。

    特殊なアクションやアバターのカスタマイズ要素が課金要素にすることで、収益化も計れます。

    オンデマンド配信

    ■ポータルサイト(見返す時の導線)

    視聴者が後々動画を見返す際の導線をしっかり確保する必要があります。
    ポータルサイトを用意したり、YouTubeにアカウントを作っておくケースもあります。
    また、URLをメールで送ったりサイトのブックマークを推奨するなど、主催者側から連絡しておいても良いです。

    ■タイムスケジュール

    事前に用意している動画とは言え、タイムスケジュールを組んで順次公開する、と言う方法もあります。
    配信する動画数が多い場合のみ有効な方法ですが、参加者が自分で視聴したい動画を選ぶことが出来るので、イベント性が高まります。
    大型イベントの場合、タイムスケジュールを組むことで視聴者が分散するので、アクセスが集中してサーバーが混雑する事態を防ぐことも出来ます。


    おわりに

    いかがでしたでしょうか?
    オンラインイベントはメリットも多く感じる反面、やっぱり対面で話したい、もっとこうだったらな…と感じる部分もあります。

    特にライブ配信型のオンラインイベントは、コミュニケーションの取り方などこれからも大きく進化していくと思います。
    今から沢山のオンラインイベントに参加して進化の過程を見ていくのも面白いのではないでしょうか!

    それではまた!デジマースのコンでした。

    アルコール除菌の設置誘導と使用 | ユーザビリティ

    今では当たり前のようにハンドジェル、ハンドスプレー(※以下、アルコールハンド除菌に呼び名を統一します)を見かけますね。
    使用する人も回数も圧倒的に増えている今、この機会にちょっとデザイン的なUI目線からアルコールハンド除菌のユーザビリティを考えてみたいと思います。
    ※あくまでも個人的な視点になりますので、ご了承下さい。

    *。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
    何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

    アルコールハンド除菌の使用シーン6

    パッとあげられる、よく見る使用シーン6パターンを簡単なユーザビリティの改善案(実現性の高いもの)を含めながら紹介していきたいと思います。

    ※基本的にハンドジェルは建物やエリアの入口内、入口外にあるものと前提としております。

    1.人の出入りが多く見込まれる場所

    例えば駅ビルや大型スーパーなどは出入口を多くの人がひっきりなしに行きかいますので、アルコールハンド除菌の使用される回数も多くなることから容量の多いスプレータイプや精製水やエタノールを使って大容量に手作りされたスプレータイプのものが置かれていることが多いなという印象を受けます。
    また、人が多いと混んでしまう場合もありスルーしてしまう人いないとは言い切れませんね。こういう場所ではスピーディにアルコールハンド除菌を使用できる環境が必要と考えます。

    それでは一度に使用できる人数を増やしてあげると利便性がよくなるのではと考えます。非常に単純明快ではありますが、複数置いてあるのは意外と少ない印象を受けます。また、2つ並んでいることはあっても3つ並んでいるのは稀な気がします。コスト面も、もちろん考えなければなりませんが一定期間だけでも増量できればユーザビリティ的にも良いかもしれません。
    また、多くの人が通る場所であれば、一定の時間でさっと使用できる自動噴射式を取り入れてみるのも良いかもしれません。
    もしかしたら普段意識的に使用しない人も、好奇心で使用してくれる可能性もあるかもしれません。

    2.少々分かり辛い場所にある

    今ではどこにでも置いてあるという認識も高くなり、アルコールハンド除菌をどこにあるのかと探したことはありませんか?
    だいたいは入ってすぐ目につく場所に置いてあることが多いですが、通行を考えた上か、端っこにちょんと置いてあったり、柱や扉の位置で気づきにくかったりと、「わざわざ行かないと使用できない場所(ある程度の許容範囲は除く)」にあるのを見かけたことがあります。例えばあまり意識をしない人であればそのままスルーなんてことも考えられますので、基本的にはだれでもすぐに使えるようにする必要があると思います。

    手っ取り早く分かりやすいのは意識的に目につく場所に移動させることですが、どうしても置く場所がない場合は、ただアルコールハンド除菌を置くだけでなく認識してもらえるように「ハンドジェルはこちら」「ご自由にお使いください」など、少しでも目に入りやすい環境を用意してあげることが望ましいと考えます。

    3.まわりに物がある場所

    アルコールハンド除菌の設置場所というものは限られてきてしまうので、どうしてもすぐ横に物(商品など)が置かれていることがあります。
    そのため、アルコールハンド除菌を使用した際に液が飛んでしまうこともしばしば考えられます。人によっては商品を気にしてくれる人や、または全く目もくれない方と様々いると思います。
    (よくよく見ると床が濡れていることも…)
    こちらが意識的に注意することも可能ですがお店側でも気にかけてくれると安心して使用できる環境へ繋がるのではないでしょうか。

    一番は置き場をしっかり考えることなのですが、難しい場合は周囲に液が飛んでしまう可能性のあるスプレータイプではなく、ジェル状のものを設置することが望ましいと考えます。ジェル状であれば液を周辺に飛ばすことなく、安心して適量を使用することができるのではと考えました。
    また、簡単な防壁を置いてあげるのも1つの手かもしれません。
    余談ですが、電化製品が周りにあるデスクまわりで個人的に使用する際はジェル状のものがオススメです。

    4.中身が空で使えない

    単純に中身が空になってしまっていたら意味がないですよね。
    1日に多くの人が使用することが想定されるため致し方ないことなのではありますが、予防をしっかりおこなうためにできる限りこのような場面は無い方が互いに嬉しいものです。

    すぐできる対応策として、中身が見えるタイプのものを使用して気づきのポイントを作ることを提案してみます。
    また、自動で噴射されるタイプのものに使用回数がカウントされる機能なんかがあれば、連動して管理する側に連絡がいく仕組みがあればとても便利そうです。(開発が必要になってしまいますが……)
    流行り風邪がある時は時間を決めて減りを確認するなど、徹底した管理が大事と考えます。中身がすぐなくならない様、1プッシュ(大体は1プッシュで適量だそうです)を提示したり、大容量のものを設置したりと、簡単な工夫で解消するかもしれません。
    中身が空っぽだったとき、地味にショックを受けますから。

    5.触らなくても良い

    家外に置いてあるアルコールハンド除菌は、不特定多数の方が扱うものですので、物理的に誰かが触ったものを使用することになります。
    もちろんその後すぐに、アルコールを手に付けるので問題ないとは思いますが、気にしてしまう人は少なくないようです。
    それでは、どうすればよいでしょうか。

    「1.人の出入りが多く見込まれる場所」の方でも、自動噴射式を紹介しておりますが、こちらは手をかざせば触れることなくアルコールハンド除菌を手につけることができますね。もちろん自動なので、通常よりはコスト面を考えねばなりません。
    そんな中、画期的な装置に出会いました。単純な作りですが、足でペダルを踏むことでボトルのポンプ部分をプッシュしてくれるので触れる必要がありません。個人的に見かける場所としてスーパーが多いので食料品を手に取る場所と考えた場合、とてもユーザビリティにとんでいると思います。

    6.しっかり確認

    私事で体験していることでもありますが、飲食店に入店後、手指を除菌したことをしっかり確認したうえで案内されたことや、飲食店ではなくとも店外で、スタッフの方に手のひらにアルコールハンド除菌を適量貰ってから入店することもありました。

    人の動きを把握できる規模であれば、確実性を求めてお店側が確認をしてくれるのはとてもありがたいことだと考えます。
    特にコンビニやスーパーのように頻繁に行くことのない、イベント(可能なもの)や入店者が限られるお店(予約制など)では継続もしやすいと思いますので、多くの場所で実現してもらえると幸いですよね。
    もちろんアルコールハンド除菌をすればすべて問題ないとは言い切れませんが、少しでも安心できる環境を整えるのは大事なことです。

    7.設置の高さ

    アルコールハンド除菌が置かれている高さに着目してみました。
    一般的には、さほど気にならず使用できる高さではありますが小さな子の視点で考えてみると少々扱い辛いユーザビリティとなっておりました。

    本当は大人用と子供用に分けて設置できたらユーザビリティにも良いと思いますが、使用する頻度として子供の方が少なくコストも二倍になってしまうので、現実的に考えて大人と子供の両者が共通して使用できるユーザビリティを提案してみました。
    すべての店舗では難しくとも、ファミリー向けや子供がターゲットのお店では、子供に視点を置いて考えるのはそう難しくはないと思います。ご年配の方にも同様の対応ができるとなお良いですね。

    最後に

    アルコールハンド除菌は使用しすぎると肌荒れの原因にもなってしまうので、必要な範囲で適度に使っていきたいですね。
    お出かけの際には、念のため自分の荷物に持ち運び用のアルコールハンド除菌を忍ばせておくのもグーです。

    次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
    wrote:スガ

    ソーシャルディスタンスの保ち方|ユーザビリティ

    こんにちは!
    今回のテーマは「ソーシャルディスタンスの保ち方|ユーザビリティ」です。
    より良いソーシャルディスタンスの保ち方について、ユーザビリティの観点から考えてみました。

    コロナ禍により生活の中に様々な工夫が必要になりました。中でも特に目に入るのが「ソーシャルディスタンス」です。
    お店に行くとレジ前の道に線が引かれ、線に合わせて前後の人と距離を保つのが当たり前になっていますよね。
    お店の入り口やトイレの床など、待機列が形成される場所に線が引いてあることが多いです。
    他にも様々な方法でソーシャルディスタンスが保たれています。

    安全に配慮した対策ですが、これは利用者の裁量やモラルに依存する面も大きく、ただ線が1本書いてあれば万事OKということにはなりません。
    例えば線の内側か外側か、はたまた中心に立つかで人それぞれの判断が異なり、結局適切な距離が保てていない場面もあります。

    そうならないように、適切にソーシャルディスタンスを保つためにはどのような方法があるのかまとめてみました。


    ソーシャルディスタンスとは

    直訳すると社会的距離という意味です。コロナの流行に合わせて耳にする機会が増えました。
    人が密集するとコロナの感染リスクが高まるため、人との距離をできるだけ2m(最低1m)空ける目的があります。

    ソーシャルディスタンスを保つための対策として、「1〜2m間隔で床に線が書いてある」「座席の一部を使用不可にして間隔を空ける」などが一般的です。
    どれも有効な手段ですが、利用者の裁量やモラルによっては適切に運用されないというデメリットもあります。

    デメリットを解消するためには、「ここに立てばいいんだな」「間を空けてここに座ればいいのね」と、誰が見ても何をすれば良いか分かる必要があります。
    当たり前のことではありますが、線を引いただけなど最低限の対策だと十分でない場合があります。利用者それぞれの考え方や状況が異なるためです。

    次の項目で、これを解消するための方法を考えていきたいと思います。


    適切にソーシャルディスタンスを保つ方法

    立つ位置の間隔を空けたい場合

    今の問題点としては、実際にどこに立つかは利用者の判断に寄ってしまっているところです。
    これを解決するためには立つ位置をより明確にして、誰でも決められた位置に必ず立てるようにする必要があります。

    ◼️立つ位置を明確にする

    線だけでなく、足跡などの印を付けて立つ位置を明確にします。
    一番シンプルで分かりやすいかと思います。

    枠で囲う

    枠で囲うことで1人分のスペースを明確にします。
    2、3人のグループが待機列を作ることが想定される場合にも適切です。
    また、スペースが狭い場合は枠の中に「×」を描き、立ってはいけないスペースを伝えるのも分かりやすくなります。

    座席の間隔を空けたい場合

    現状よく見るのが、「間隔を空けてください」などと書かれた紙がテーブルや椅子に置いてあるケースです。
    隣席や目の前の席にその紙を置くことで、ソーシャルディスタンスを保つ目的があります。ですが、グループで着席する場合に紙を退かして座ってしまう人も時々見かけます。
    それを防ぐためには、より動かしづらくより座りづらい対策をする必要があります。

    退かしづらい物を椅子に置いておく

    大きめの人形など容易には退かしづらい物を置いておきます。
    抱っこしたり別の場所に置くには大きくて邪魔なサイズ感が良いです。
    海外のレストランのマネキンや、日本のカフェのぬいぐるみなどを見たことがある人も多いかと思います。

    テーブルに物を置いておく

    レストランなどの場合、テーブルに物を置いておくのも効果的です。
    レストランで提供されているメニューの食品サンプルを置いておくと、宣伝効果もあります。

    カウンターや長テーブルなど不特定多数が密になりやすいテーブルの場合は、観葉植物や置物でも対策できるかと思います。

    +α

    改善の余地があるかもしれませんが、実際に取り組まれていて良いなと思ったものもご紹介します。

    間隔を空けて地面に絵を描く


    某駅の喫煙所で取り組まれている試みですが、地面の一部に青空や植物の絵を描くことで、人が絵を避けて立つと自然とソーシャルディスタンスが保てるという物です。
    無骨な線で区切るのではなく、ホッとする絵で人間の良心を思い出させるような表現が素敵だと思いました。
    ですが、ナチュラル過ぎるせいか絵を特に意識せず踏んで立ってしまう人もおり…

    発想は素敵なのですが、区切り線ぽくないばかりにソーシャルディスタンスを連想しづらい難点もあり、改善が必要だと思いました。
    いっそ本物の植物の鉢を置いておくのも良いかもしれません。


    おわりに

    いかがでしたでしょうか?
    個々の意識に左右されてしまう面もありますが、少し手間を掛けるだけでより効果的にソーシャルディスタンスを保つことができます。
    新型コロナウイルスによる影響が一日でも早く収まるよう、引き続き注意して行きればと思います。

    それではまた!デジマースのコンでした。

    通知のユーザビリティ

    こんにちは!
    今回のテーマは「通知のユーザビリティ」です。
    アプリの通知機能について、より良いユーザビリティとはどんな物か考え直してみました。

    皆さんはアプリの通知機能を使っていますか?
    アプリによっては設定していたり、全てOFFにしていたりと人それぞれかと思います。

    とても便利な一方で、ストレスになってしまうことも多い機能です。
    特にスマホに慣れていない人にとっては「いらない通知がたくさん来て鬱陶しいな…」とデメリットの部分を大きく感じてしまうこともあります。

    そうならないように、ユーザーにとって本当に使いやすい通知とはどのようなものかまとめてみました。


    通知とは

    通知とは、アプリ内部のお知らせをアプリを開かずとも自動的に教えてくれる機能です。プッシュ通知と呼ばれることもあります。
    メールやSNS、ユーティリティアプリやゲームなどで活用されることが多いです。

    通知の種類は4つあります。ロック画面に表示される物、通知センターに表示される物、バナー、バッジです。

    通知が設定されるタイミングですが、iOSアプリの場合は、始めてアプリをダウンロードして開いた時に「通知の設定をしますか?」と尋ねられることが多いと思います。そこで許可すると設定されます。
    Androidアプリの場合はデフォルトで通知が許可されているため、アプリをダウンロードして起動、または初期設定をすると通知が届くようになります。

    また、各端末の設定アプリからも設定することが出来ます。
    通知のON・OFFの設定から、全ての種類の通知が届くようにするのか、バッジだけ表示するようにするのかなど細かい設定が出来ます。


    通知のメリットとデメリット

    簡単に通知のメリットとデメリットをまとめてみました。

    【メリット】

    ■新しい情報をすぐに知ることが出来る。
    ■わざわざアプリを起動する必要がなくなる。
    ■通知が複数ある場合、ロック画面や通知センターでまとめて確認することが出来る。

    【デメリット】

    ■通知が多いと、数、音、通知を消す処理などにストレスを感じる。
    ■通知内容がユーザーにとって不要な情報であったり、本当に必要な情報が埋もれてしまうことがある。
    ■データ容量や充電を消耗してしまう。


    通知の問題点と解決方法

    通知の問題点として、デメリットの「通知の数」が大きいと考えられます。
    誰かと連絡を取り合っていたり、オンラインゲームをしていたり、スマホで何かに集中している時に通知がたくさん来るとストレスを感じますよね。
    しかもその通知内容が自分にとって何のメリットもなければ尚更です。

    また、手当たり次第に通知を許可してしまっている場合、重要な通知が不要な通知に埋もれて見落とす危険とストレスが増加します。

    この問題を解決できるユーザビリティとはどのようなものか考えてみました。

    事前に通知内容の説明をする

    どのような内容の通知が来るのか、ユーザーにとって必要な情報なのか判断出来るように事前に丁寧に説明します。
    ユーザーにしっかり納得して通知の設定をしてもらうことで、通知の数が不必要に増えないようにします。

    まずは下の画像を見てください。初めてアプリをダウンロードして開くとよく見かける説明文です。

    事務的で簡潔な内容ですが、これだけだと説明が十分とは言えませんよね…
    どんな内容で、どの位の重要度の通知が来るのか分からず、ユーザーはネガティブな印象を持ってしまいます。
    通知が鬱陶しい物と言う先入観が先行してしまえばすぐに「許可しない」を押してしまうでしょうし、慣れていないユーザーは警戒したり、訳も変わらず許可したものの興味のないPRが沢山来て辟易…となってしまいます。

    こうならないように、まずはどのような通知が来るのか具体的に説明してあげると良いです。
    先行で新着情報が届く、期間限定のお得なクーポン情報、ポイントの有効期限が迫っていると言うお知らせなど。
    ユーザーにとって有益な情報が届きますよと伝えてあげると、通知の設定が必要か否かの判断がしやすくユーザビリティが改善します。

    事前にメリットをイメージしやすくする

    通知が来るメリットをイメージしやすいように事前に訴求します。
    アプリの機能やユーザーの状況によって優先度は異なります。通知が来ることのメリットが大きい物もあれば低い物も…。
    例えば仕事で使うチャットアプリの通知と、天気予報が更新されたことを知らせる通知の優先度は違いますよね。
    スマホを使い慣れていない人だと、そもそも通知のメリット自体を想像し辛いこともあります。

    具体的にどのようなシーンで通知が役立つのか説明することで、どんな人でもメリットを理解出来るようにします。
    こうすることで設定の有無を判断出来るようになり、ユーザビリティの改善に繋がります。

    通知の設定に関するヘルプを設置する

    サービス内のヘルプなどに、設定アプリで通知のON・OFFが出来ることを書いておきます。
    通知のON・OFF設定は基本的にスマホにデフォルトで入っている設定アプリからでないと出来ません。それを知らずに個別のアプリから設定しようとして「出来ない…」と困ってしまうユーザーもいるため、ヘルプなどの分かりやすいところで設定方法を説明してあげると良いです。

    アプリ内で通知の細かい設定が出来るようにする

    通知設定をONにしてもらえた場合ではありますが、アプリ内で細かい通知設定が出来るとより使いやすくなります。
    1つのアプリから届く通知と言っても、内容は様々かと思います。新着通知やお気に入り登録された通知、メンテ情報などアプリからの事務的な通知など。
    ユーザーが知りたい情報だけ選択できるとよりユーザビリティが改善します。


    おわりに

    いかがでしたでしょうか?
    疎まれてしまうこともある通知機能ですが、適切な設定が出来ればとても便利で役立つ機能です。

    気を付けないと売り手本位になってしまうことの多い機能です。
    今回はユーザーに注意を促したりメリットを知ってもらう形でユーザビリティの改善を試みてみましたが、そもそもサービス提供側が通知内容を吟味して改善していけるように、私も気をつけて取り組んで行きたいと思いました。

    それではまた!デジマースのコンでした。

    お会計まわりの接触対策について。ユーザビリティ目線で考えてみた

    ウイルス感染症が流行ると、うつらないようにできる限り気をつけますが、知らずのうちに飛沫や接触によってうつってしまうことがあります。
    飛沫はマスクである程度防げても触れるものに関しては少し難しいところがあります。

    今回は私たちに身近なスーパーやコンビニなどのお会計まわりについてデザイン的なUI目線から、考えてみたいと思います。
    ※あくまでも個人的な主観で書いております。

    *。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
    何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

    お会計のときの接触率を減らすには?

    お会計をおこなう際に、あげられる行動を取り上げつつ簡単な注意と実際に実現ができるのではと考えられる改善案(エラー解決までは至っておりません)を含めながら紹介していきたいと思います。

    1.現金
    ■お釣りの受け取り
    ※お金を渡すシーンも同様なので割愛しています

    急いでいたりすると尚更、早く取ろうとして接触してしまう可能性が上がってしまいます。
    すぐにできる対策として、トレイにお金を置いてからお客さんにトレイを差し出してあげることを徹底することはいかがでしょうか。
    一見当たり前と声が聞こえてきそうですが、このような小さなところを注意することで対策の効率性も上がりますし、目の前にトレイがなければ急いでお金を受け取ろうとすることは物理的にできません。

    2.クレジットカード支払い

    今ではクレジットカードでの支払いでは少額の場合、サインや暗証番号を必要としないお店もありますが、基本的にはサインと暗証番号を入力するタイプが主流となっているそうですね。
    その場合、定員さんから渡される端末に番号を打ち込んだり、書き物を渡され用紙またはタブレット端末にサインすることが必須となります。そうなると不特定多数の方が扱ったものを使用することになるので少し不安になりますよね…
    さて、その不安をぬぐうにはどうすればいいでしょうか。

    ■暗証番号を打つ

    ↑についてコメントする

    スマホの電卓などで打って表示させた文字をピッとセンサーにあてると認識してくれるものを提案してみます。そうすれば、自分のスマホの操作だけで済むので接触の可能性はグッと低くなるのではないでしょうか。ただし手元にスマホがない、充電がない場合、電卓の数字盤の認識のしやすさなど考える点はありますが実現しやすく、ユーザーに受け入れてもらいやすい事柄と考えます。

    ※レジ周りの環境などのセキュリティの配慮は十分に検証する必要はあります

    ■クレジット(ポイント)カードを渡す

    処理のためにカードを店員さんに渡すことが多いですよね。
    カード式のポイントカードにも同じことが言えますが、直接のやり取りが発生しているため、この部分をカットできればよりよくなるのではないでしょうか。

    ※紙製のポイントカードを除く

    本来であれば、店員さん側でカードのスキャンを致しますが、それをお客さん側で自らおこなってもらうことで防げるのではと考えました。
    カードのスキャナーをスマホの決済のようにお客さん側に用意できればよいのでコストも大きくはないと思います。

    ※一部の店舗によっては実現、運用されているところもあります

    3.電子決済(スマホ、交通カードで払う)

    多くの人が使用しているスマホの電子決済、ポイントの連携や還元など、利便性も高く使用する人も増えてますね。
    現金を扱わないため、不特定多数の人が触れているお金を触る必要もなくこの時点で接触対策の1つとして十分に効果があると考えます。ですが今回はその先の扱い方部分に注目していきたいと思います。
    お金を触らなくても、知らずのうちに不特定多数の人が触れたところをべったり触れてしまっている可能性もあるかもしれないのです。

    ■スマホ・交通系カード決済

    お店を見ているとわりとスマホが置けてしまう形態の端末が多く見受けられます。置けてしまうということはそれだけ置いた場所に触れてしまう可能性が上がってしまうので、そうさせないようにセンサーの形状を変えてみたらいかがでしょうか。

    物理的にスマホを持っていないといけない状態にしてみました。
    同時に、センサー部分からある程度離して使用してほしい旨をあらかじめ提示してあげれば、センサー部分に触れるような使用の仕方をする人も減少するかと思います。
    (また、センサー部分が小さければ万が一、スマホを直接ぶつけてきたとしても手の触れる範囲はほぼないと思います。)

    最後に

    会計時にレシートをもらう際、店員さんによってはレシートの有無を聞いてくる人もいますが、もし必要ないのであれば貰わず、できる限り接触をしないようにするのも1つの手かなと思います。

    次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
    wrote:スガ

    電車のかけこみ乗車を減らすには?ユーザビリティ目線で考えてみた

    電車に乗っているときや待っているときに、かけこみ乗車をする人を見かけたことはありませんか?
    電車の遅れに繋がる原因の1つとしてもあげられる「かけこみ乗車」ですが、見ていてヒヤヒヤしますしとても危ないですよね。万が一ケガをしてしまったら大変です。
    今回は「電車」に視点を絞ってかけこみ乗車をさせないようにするにはどうしたら良いかデザイン的なUI目線から、考えてみたいと思います。
    ※あくまでも個人的な主観で書いております。

    *。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
    何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

    最初に

    かけこみ乗車をしてしまうことで起こる迷惑な事柄ですが例えば以下のことがあげられます。

    ・電車が遅れる(遅延の発生)
    ・走っているときに人とぶつかる可能性がある
    ・荷物づまり
    ・乗車中の人にぶつかる
    ・通路の逆走(上り下りの階段、進行方向)

    などなど

    何よりも、かけこみ乗車をしなくても良いように余裕をもって行動できれば解決する話ではありますが、頭では気をつけようと思っても中々難しいものです。

    かけこみ乗車を減らす案6

    パッとあげられる6個を簡単な注意と実際に実現ができるのではと考えられる改善案(エラー解決までは至っておりません)を含めながら紹介していきたいと思います。

    1.気づきのポイントを増やす

    駅構内のポスターを見ると、かけこみ乗車の危険性を表すものが貼ってあったり、電車の扉にも注意喚起のシールが貼ってあったりなどします。これらをもっと目につくようにするだけでも、かけこみ乗車が危ないということに対して意識しやすい環境になるのではないでしょうか。

    2.ホームドアのタイミング

    ホームに設置されているホームドア(電車が来たら開閉する可動式のドア)は割とどこでも見かけるようになりました。
    調べてみると1日に10万人以上が利用する駅にホームドアを設置する~という話があるようですね。このホームドアも様々な形や動きがありますね。それではこのホームドアのタイミングを変えてみてはいかがでしょうか。

    電車の扉がこれから閉まり発車をお知らせするベルが鳴った時点でホームドアの方を先に閉めてしまうことを考えてみました。
    先に閉まってしまったホームドアをわざわざ飛び越えようとする人は危険ですし、ほぼいないと考えます。ホームドアの高さがある程度あると効果がありそうですね。実際にホームドアが設置されているところではタイミングの調整で実装できるかもしれませんし、馴染みも多いので受け入れやすいかもしれません。

    ※ホームドアの閉まるタイミングによっては予期せぬ大事故も起こり得るため十分な検証が必要

    3.ボーナスポイントがもらえる!

    だめなものと分かってはいても、車が来なければ赤信号で渡ってしまう「このくらい大丈夫だよね」という心理と同じくらい危なく、やってしまうのが何度も書いております、かけこみ乗車です。
    それでは、誰でもかけこみ乗車をしたくなくなる環境を予め提示していたらいかがでしょうか。

    良し悪しのユーザビリティをより簡潔に考えてみました。
    かけこみ乗車をしないことは普通に考えれば当たり前のことですが、その当たり前をより行動にうつしてもらえるように、かけこみ乗車をしない人にボーナスポイントをプレゼントする仕組みです。持っている電子定期や、電子カードなどに紐づくことで判別できればと考えました。

    もらったポイントは電子マネーとして使用できます。一度にもらえるポイントは例えば少しずつであっても、毎日普通に乗車するだけでポイントがもらえるのはちょっとしたボーナスのような感覚です!
    もしもかけこんでしまったら、たまったポイントがある場合のみ全体からマイナス3%されるくらいはあってもいいかもしれませんね。
    満員電車時に次々無理やり乗車しようとする場面を通勤通学ラッシュ時に見かけますがそれらの緩和にもつながるのでないでしょうか。

    4.速度センサー

    ホームは走らないように言われていますが、あくまでも危ないから注意してくださいと私たちの意識や行動にゆだねられている部分があります。例えば走りながら人にぶつかってしまったり、鞄で体当たりをしてしまったり、両者が走っていたら思わぬケガに繋がってしまうかもしれません。毎回走っている人を見つけて注意できる環境があるかと言われれば利用者も多いので大変です。
    それならば、車道のように速度を制限してみてはいかがでしょうか?

    ある一定以上の速さで通ると、シンプルに注意されます。
    たいていの人は人前で注意されると、あまり気分のいいものではないですよね。ですが自分の行動に気付ける良い機会です。
    気づきのユーザビリティとしてこのようなものがあってもよいなと考えます。

    5.アトラクションのようなゲート

    遊園地などの行楽施設でアトラクションに乗車する際、当たり前ですが案内された通りに乗車し、定員以上の人数を乗せたり、かけこんで乗車している人はいませんよね。
    それはみんながしてはならないこと、つまり危険であることを意識しているからではないでしょうか。例えば4人乗り観覧車のゴンドラに8人乗っていたら恐ろしいですものね。
    このようにアトラクションのような環境を作ってあげてはいかがでしょう。

    車両に乗っている人数や降りる人を瞬時に計測して、ゲートが案内をしてくれつつ乗車人数がいっぱいになったら通れなくなる仕組みです。集団乗車などの複数人で乗る際は乗車方法を考える必要がありますが、整列乗車もうながせますし、安全に乗り降りできるという面ではとても効果的ではないかと思います。
    また、国外からの観光客など、鉄道ルールが異なる場合でも安心して乗降者できるのではないでしょうか。駅や地域によって特有の柄が描かれたりとエンターテインメント性も兼ねていたら待っている間も楽しいかもしれませんね。
    ただし、利用者数の多い駅では、時間が掛かることも予想されるため違うバージョンも考えてみました。

    とても単純ですが整列を必須に、順番を抜かせない透明な仕切りで区切られた整列スペースを作ってみました。仕切りの高さも現在あるホームドアの2倍くらいを想定しています。もし、駆け込もうとしてもすでに前の人がいたら物理的にできませんし、少しの道のりですが整列スペースを歩き進まねば乗車できないので、かけこみ乗車が間に合わなく、駆け込み率も減少しやすくなるのでは?と考えました。

    6.改札を通れなくする

    改札を通ってしまえば電車の近くまで行けることを私たちは知っているので発車ベルが鳴っても走れば「まだ間に合う」と希望を抱いて急いでしまうのではないでしょうか。
    それでは、物理的に近づけなければいかがでしょうか。

    電車がきている間は「改札が通れなくなる」を考えてみました。
    改札の段階で人の流れを止めてしまえば、物理的にホームを駆け抜けてかけこむのはできないですよね。
    ただし、改札が電車から遠い位置にある場合や電車の本数が多く様々な路線が通り、人が何十万と行き交う都会では改札が通れなくなるスパンも短いためストレスに繋がり、現実的ではないかもしれません。
    また、駅構内に店舗があると店舗を見てからホームに向かうことも考えられますので、改札を通ったら電車のホームにたどり着く規模の駅に向いていると思います。

    最後に

    今回は電車に視点を絞って書いていきましたが、例えばバスやエレベーターなどでもかけこむ姿を見かけたりします。
    乗り込んだ本人は間に合っているので嬉しいかもしれないですが、周りの人は驚き以外の何ものでもありません。
    ユーザビリティの改善ももちろん効果はありますが、個人も注意していければより良いですね。

    次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
    wrote:スガ

    リモートワークを快適に過ごすために

    こんにちは!
    今回のテーマは「リモートワークを快適に過ごすために」です。

    新型コロナウイルスの影響で、弊社では一時的にリモートワークを行っています。
    テレワーク、在宅勤務などとも言われています。

    弊社初めての試み&私自身も初めての経験であるリモートワーク、実際に働いてみて3週間ほど経ちました。
    自宅で仕事をするメリットはたくさんありますが、ストレスを感じる場面もいくつかありました。
    そんな時、こうするとより集中して快適に仕事に取り組めたなと感じたポイントをまとめてみました。


    ストレスのポイントと解消方法

    作業環境が整っていないと辛い

    そもそも自宅に仕事で使えるPCやインターネット環境がない、長時間の利用に適した机や椅子がない、となると辛いです。
    環境を1から整える場合、吟味しているとお金と時間が掛かってしまいます。

    弊社の場合、自宅に適切な作業環境がないと言う社員に対してはPCやスマホ、wi-fiルーターの貸し出しで対応しています。

    自宅の環境で「やりづらいな…」と思った物に関しては、個人の予算内で解決するのであれば、自分に合った物を買った方が生産性が上がって良いと感じました。

    例えば、テンキーの有無や押しやすい高さのキーボード、ノートパソコンのみの作業で画面が小さいと思えばモニターなど。
    腰を痛めないように、オフィスチェアや座椅子など座る環境は整えた方が良いかもしれません。

    仕事に個人の出費か…と気になる方もいるかもしれませんが、仕事だけでなくプライベートも快適になり両方の投資になるので私は良いと思いました。

    私の主観にはなりますが、このくらいあれば自宅でのデザイン制作は不自由しないかなと言うPCの作業環境を記載してみます。
    個人の好みもあるかと思いますので、参考までに見てみて下さい。

    【作業環境】
    PC:iMac(21.5inch, Mid 2011)
    OS:macOS Catalina

    ■モニターサイズ:20inch〜30inchくらい
    PC上で何か作るのならモニターはほどよく大きい方がやりやすいです。
    画面が小さいと拡大縮小やスクロールが頻発しますし、作った物の表示範囲が狭いと非常に見辛いです。
    細かいことではありますが、長時間作業していると塵積もでどんどん効率が悪くなってしまいます。

    ノートPCだと11〜15inchくらいが多いかと思いますので、デザインをするならモニターを買った方が作業しやすいかもしれません。

    大きすぎるのも見づらいので、20inch〜30inchくらいのモニターがあると良いと思います。
    私は自宅で21.5inchのiMacを使用していますが、特に困ることはないです。
    現状の不満を強いて言えば、動画制作など作業によっては時々、27inchあっても良いな…と思うことがあるくらいです。

    ■ディスプレイ数:2個〜
    出来ればデュアルディスプレイにした方が作業効率は良いです。
    制作をしていると、Adobeソフトやメールソフト、ブラウザ、資料などを何度も切り替えながら見る場面が多いと思います。
    いちいち切り替えていると見辛く、見辛いが故に確認が重複したりして時間が掛かります。

    そうならないように、メインは完全に制作作業に当て、サブで足りない部分を補ったり制作作業以外のこと(メールやチャットの確認、検索や資料の表示など)をする、と役割を分けると使いやすいです。

    PC用のディスプレイでなくとも、iPadやタブレットなどでもある程度代用できます。
    私はiMacとiPad Pro(12.9inch 第3世代)を使い、iPadでメールや資料を確認しながら在宅勤務をしています。

    ■メモリ:最低8GB、出来れば16GB
    Adobeソフトを使用する場合の最低推奨値は8GBですので、PhotoshopやIllustratorをメインに使うのであればそれで大丈夫です。
    ですが、Premia Proなど動画ソフトを使用したい場合は16GB必要です。
    最新のCCのバージョンですと、メモリに16GBないと動画ソフトを使うことが出来ません。
    ※古いバージョンならダウンロード出来ますが、恐らく今後更新されることはありません…

    ■+α
    会社はWindowsだけど自宅にあるのはmac…同じソフトウェアなのにショートカットや機能などの差異があってやりづらい…と思う方も多いと思います。
    そのような場合は、macのアプリケーション内にあるBootCampアシスタントを使用すると便利です。
    macにWindowsがダウンロードできるアプリで、ダウンロードしてしまえばショートカットなども会社のWindowsと統一して使用することが出来ます。
    Windows自体は購入する必要がありますが、Windows10のライセンス認証期間を利用するなどまずは試してみてから考えるのも良いかもしれません。
    2,000円ほどでWindows用キーボードも買えますので、これらの環境を整えてしまえば会社環境と齟齬が少なく出来ます。

    仕事とプライベートの境界がなくなる

    会社で仕事をしていれば始業や終業時間、昼食の時間がハッキリ決まっています。
    なので、昼食の時間と退勤後は基本的に仕事はしませんし、意識しなくても気持ちの切り替えは自然と出来ます。

    ですが自宅だと、時間も気持ちも全て自己管理になり、個々の性格やモラルに依存します。
    気持ちの切り替えが出来ず、個人的にお昼休憩や終業連絡後にも仕事を続けてしまう事が多かったです。
    (会社からは終業後に仕事をしないようにちゃんと言って頂いています…!)

    実質的には勤務時間が増えてしまうことにストレスを感じると言う意見もあり、気持ちの切り替え方を工夫する必要があると感じました。

    こう言う時は時計をすぐ目に入る位置に置いておくのが良いと思いました。
    出来ればスマホではなく、時刻がハッキリわかる置時計の方が良いかもしれません。

    室内の換気をする

    窓もドアも閉めきって仕事をしていると部屋の空気が淀み、新鮮な酸素が足りなくなって集中力が低下してしまいます。

    最近は暖かく天気の良い日も多いので、定期的に窓を開けてみてください。
    私は雨の日以外は基本的に窓を開け、日が落ちたり寒くなってきたら閉めるように気をつけていました。

    日光に当たる・体を動かす

    基本的に今は自宅に籠もりきりになっている方が多いと思います。
    1週間一切外出しなかった…と言う時もありましたが、かなりストレスが溜まり、精神的にも仕事の効率的にもよくなかったです。

    仕事のある平日でも、5分10分でも良いので日光に当たるようにしてみて下さい。
    体を動かすと言ってもランニングのようなガッツリしたものではなく、ちょっとしたストレッチや軽い散歩だけでも気分が変わってくると思います。

    朝仕事が始まる前に洗濯物を外に干したり、お昼休憩の時間を利用して15分ほど犬の散歩に行ったりしましたが、気分がスッキリしてより仕事に集中することが出来ました。

    水分補給をする

    意外と忘れがちなのが水分補給です。
    会社で仕事をしていた時は出社時にコンビニやカフェで飲み物を買ったり、ウォーターサーバーの水を小まめに飲んだり出来ていました。

    自宅だと飲み物に対する気付きが少なく、ちゃんと「水分を取ろう」と意識しないと朝から晩までほとんど水分を取らずに過ごしてしまうことがありました。
    そのせいで、ふと気づいた時には頭がクラクラしてしまっていた日も…

    夏場ではない室内でも脱水症状を起こしてしまうので、手元にコップや水筒で飲み物を準備して時々飲むことを意識する必要があります。


    より良いリモートワークのために

    より良いリモートワークを行うためには、コミュニケーションが大切です。
    当たり前のことではありますが、チャットなどのテキストを主体としてコミュニケーションを取る場合、対面で話す時より一層注意が必要です。

    相手の様子が全く見えないため、ネガティブな気持ちでいるのか、ポジティブな気持ちでいるのか、どんな感情でこのテキストを打ったのかと疑心暗鬼になることもあります。
    反応がないと、自分が言ったことを相手が理解しているのか、そもそもちゃんと読んで対応出来ているのかと心配になります。

    ちょっとしたすれ違いでストレスが増えることも考えられるため、対面時以上に丁寧で細やかなコミュニケーションが必要かと思います。


    おわりに

    今はリモートワークのおかげでコロナの感染リスクも大きく下がっているため、安心して仕事に取り組むことが出来ています。
    通勤のストレスもなくメリットも多いように思いますが、自宅で仕事をするストレスもあります。

    良い面も悪い面も沢山あるリモートワークですが、会社だけでなく個人が工夫してそれぞれ環境を整える必要があると思いました。
    新型コロナの流行が落ち着けば弊社のリモートワークは終わりますが、仕事に対する意識を見直す事が出来た他、ツールへの知識が深まりとても勉強になっています。

    皆さんも新型コロナや体調不良に気をつけてお過ごしください。
    それではまた!デジマースのコンでした。

    歩行者の信号無視を減らすには?ユーザビリティ目線で考えてみた

    突然ですが、赤なのに横断歩道を当たり前のように渡る人を見かけませんか?万が一ケガをしてしまったら、大変なことになってしまいます。
    今回は「歩行者」に視点を絞って信号無視をさせないようにするにはどうしたら良いかデザイン的なUI目線から、考えてみたいと思います。
    ※あくまでも個人的な主観で書いております。

    *。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
    何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

    最初に

    歩行者が信号無視をしてしまう主な要因として、例えば以下のことがあげられます。

    ・凄く急いでいる
    ・車が来ていないから
    ・横断歩道の距離が短い
    ・ながら歩きで気づかない
    ・皆もわたっているから

    などなど。

    個人がしっかり信号を守ることで解決する話ではありますが、「車が来ていない=大丈夫」と認識してしまうその思考を変えるのは中々難しいものです。今回は危険なシーンとその改善案を提案してみる形で書いていきたいと思います。

    信号無視に繋がるシーン5

    パッとあげられる5個を簡単な注意と実際に実現ができるのではと考えられる改善案(エラー解決までは至っておりません)を含めながら紹介していきたいと思います。

    ※信号機が実際に設置されているところを前提にしています

    1.音

    「音」が流れる横断歩道を渡ったことはありませんか?メロディーであったり、単調な音であったりなど、場所によってはそのような音の流れる信号機があります。(検索するとある程度の場所を知れます)これらは大きな通りや人通りの多いとされる場所にある印象で、メリットとしては渡る時に音が流れることで、青信号のある程度の時間であったり、目の不自由な方も音で判断出来たりなどが考えられます。住宅街にはほぼ見当たらないので信号機が煩くて困るという話も聞かないです。

    信号無視をさせない視点からすると、一部だけではなく全体的に青信号の時に何かしらの音を流すことを提案したいと思います。
    信号機に音がついていることで気づきのポイントにもなりますし、このような信号機を無音の信号機のある所へ拡張していければと考えます。できれば車の通りが多い所や、保育園や幼稚園などの小さな子が頻繁に通るであろう場所にまずは欲しい所です。

    一方、下の図のような交差点では青信号の音が縦横の横断歩道どちらのものか、わかりづらくなる懸念もあるため混乱を招かないように考える必要がありますね。

    また、同じ交差点でもスクランブル交差点のように同じタイミングで変わる信号は問題ない認識です。

    2.赤か青か

    横断歩道を渡る時、信号の赤と青のどちらが点灯されているかで当たり前のことですが、判断をしていますよね。もしかしたら気候や人工の明かり(ネオンなど)で見え辛いと感じることも稀にあるかもしれません。そこでこの部分のユーザビリティをより簡潔にしてみたらどうなるか考えてみました。


    両方の表示を用意するのではなく、現状の状態のみを表示することを提案してみます。1つしか表示されないことで「今はこれである」と認識や判断がしやすくなるのではと考えました。縦二段組の信号機を見慣れている私たちにとって違和感を感じるかもしれませんが、こういうのもありかもしれません。

    3.センサー

    誰か一人でも「いいよね」と赤信号で渡ってしまうと、「あの人も渡っているし」と次々と便乗して渡ってしまう光景を目にします。時に赤で渡っていった人以外、しっかり待っている場合もありますが、その逆のパターンの場合も少なくありません。
    集団心理が働いてしまうと危機管理能力の低下と共に責任感も欠如してしまうため注意したいところです。これらをふまえ1人1人が危ないことを察知しやすいユーザビリティとは何か考えてみました。

    信号の赤、青を広範囲で認識できたらと考えてみました。足元の色も同時に変わり、赤で渡ろうとするとセンサーが働いて注意されます。そのため信号無視をした場合、とても目立ってしまう仕組みです。気にしない人は気にしないかもしれませんが、ほとんどの人は「自分はああなりたくないから」と、踏みとどまるのではないでしょうか。

    4.安全バー

    信号が点滅してから駆け抜けていく人や、信号が赤に変わってしまってから駆け抜けていく人をよく見かけます。車が待っているのに危ない、と思うこともしばしばあります。赤、青で止まる、進むはルールで決まっていても動くのは最終的に個人の判断になりますから物理的に渡れない環境を作ってあげてはいかがでしょう。


    人は目の前に何かがくると、一瞬意識はそちらに向きますよね。
    気づきのポイントの1つとして、信号が赤になると安全バーが降りてくる仕組みを考えてみました。電車の踏切なんかがイメージに近いです。1本の仕切りですが、わざわざそれをくぐりぬけようとする人はほぼいないと考えます。目に見える形で禁止事項であることを示してあげることで効果が見られるのではないかと思います。また、現実的にも取り入れやすい事柄かと思いますので、大通りにまずは欲しくなりますね。ながら歩き対策にも向いているかもしれません。

    5.車と人の鉢合わせ

    人しか通ることのできないところに信号機は見かけないですよね。さらに車との接触事故も起こり得ません。車と車、車と人が交差するところ、つまりは車が通る場所に信号機はあります。(ないところもありますが)人も車も少しでも油断をすると事故へ繋がってしまいます。それならば、いっそのこと人と車を鉢合わせないようにしてみてはいかがでしょうか?


    歩道橋の数を増やしてみるのはいかがでしょうか。
    最近ではバリアフリーに特化したものもありますし、場合によっては信号を待つより早く行動できるかもしれません。階段がやや大変に感じることもありますが、信号関係なく横断できますので車と鉢合わせることはないですね。

    6.待ち時間の長い信号機

    場所によって長い時間待つ信号機も見受けられます。
    少しばかり長いだけで、ただ待てばいいだけのことですが、それでも車が通らなければ渡ってしまったりする光景は目にします。主に大通りに多い気がするので一歩間違えると危険ですね。現代ではスマホのちょっとした読み込み時間を待つのもストレスとされるわけですから…。短いようで長い待ち時間が苦にならないユーザビリティを考えてみたいと思います。


    待ち時間にちょこっと楽しめるシリーズを考えてみました。
    信号機の近くに「1分以内で楽しめる」プリントツールを設置してみてはいかがでしょうか。ボタンを押すとランダムで何かしら1分以内で楽しめる内容がレシートのように出てきます。(無料)
    プリントされるネタは一般募集すればいつも新鮮な内容を楽しむことが出来ますし、観光地などではその土地ならではの内容でも面白いかもしれません。維持費などを考慮すると、観光地の人が多いところに絞ってみると効果的かもしれませんね。
    プリントツールが使用できるのはあくまでも赤信号の時の待ち時間のみのお楽しみ。ただし気軽に楽しめる分道端にポイっとされないようにしなければならないところは考えねばなりませんね。

    最後に

    考えれば色々出てきますが、見ている人は見ているので一番は自分の意思を強く持って行動することですね。

    次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
    wrote:スガ

    ユーザビリティ|セルフ式ガソリンスタンドの使い方

    こんにちは!
    今回のテーマは「ユーザビリティ|セルフ式ガソリンスタンドの使い方」です。
    セルフ式ガソリンスタンドの使い方を確認しつつ、初心者でも迷わないユーザビリティについて考えてみました。

    みなさんは初めてセルフ式ガソリンスタンドを利用した時、1人でスムーズに使うことが出来ましたか?
    私は出来ませんでした…。初めての時は1人で給油するのが怖かったので、母に付き添ってもらい逐一操作の説明と介護を受けると言うイージーモードでプレイしてしまいました。

    セルフ式は慣れれば問題ないのですが、初見の人にとっては少し分かりづらいユーザビリティになっていると感じます。
    初回利用時は家族や友人に教えてもらった、あるいはガソリンスタンドの従業員の方に教えてもらったと言う方も多いのではないでしょうか。

    そんなセルフ式ガソリンスタンドを、誰に聞かなくても迷わず使えるようにするにはどうしたら良いか考えていきたいと思います。


    目次

    01.セルフ式ガソリンスタンドとは
    02.セルフ式ガソリンスタンドのユーザビリティ【現状】
    03.良いユーザビリティとは
    04.セルフ式ガソリンスタンドのユーザビリティ【問題点と改善案】
    05.おわりに


    セルフ式ガソリンスタンドとは


    ユーザビリティを考える前に、簡単にガソリンスタンドについて整理したいと思います。

    ガソリンスタンドには大きく分けて2つのサービス形態があります。
    フルサービス式とセルフ式です。

    フルサービス式とは、ガソリンスタンドの従業員の方が給油作業を行う昔からお馴染みの形態です。
    給油中に窓を拭いてくれたり、喫煙者の乗る車の場合は灰皿を交換してくれるなどのサービスもあります。
    従業員の方が案内から給油まで全てやってくれるので、のんびり車内で待っていられるメリットがあります。

    一方セルフ式とは、顧客が自分で給油作業を行う方式です。
    消防法が改正された1998年に登場し、毎年ガソリンスタンド全体の総数が減少する中でセルフ式だけは数を増やし続けています。
    令和元年9月末の段階でセルフ化率は33%程で、町のガソリンスタンドの3件に1件はセルフ式ガソリンスタンドです。
    (参照:石油情報センター)

    セルフ式の1番のメリットは値段の安さです。
    顧客自ら給油を行うことで、ガソリンスタンド側は人件費を抑えられるためフルサービス式よりガソリン代が安くなります。

    また、車検や不要不急のメンテナンスの営業をされることもないので、給油だけが目的の人にとってはストレスフリーとなります。
    他にも、フルサービス式より営業時間が長い場所も多く、早朝や深夜に急にガソリンを入れたくなった時に助かります。

    デメリットは、どんなに過酷な天候でも外に出て自ら作業を行う必要があることと、一切点検をしてもらえないことです。
    点検をしてもらえないと、ランプ系が切れているなどの運転手からは見えづらい危険な部分に気が付くのが遅くなってしまうこともあります。

    そして、最大のデメリットと言っても過言ではないのが初見時の使い方の分からなさです。
    使い方が分からないからセルフ式には行かないと言う方も少なくないのではないでしょうか。

    素晴らしいメリットが沢山あるセルフ式ですが、使い方と言う最初のハードルが少し高く感じてしまうのはもったいないです。
    次の項目からはいよいよ、セルフ式のユーザビリティに触れていきます。


    セルフ式ガソリンスタンドのユーザビリティ【現状】


    まずはセルフ式で給油を行う際の導線が現状どのようなユーザビリティになっているか整理してみます。

    ユーザビリティのポイントとしては、「支払方法の選択」「油種の選択」「給油方法の選択」「給油」の4つが挙げられます。
    企業によって細かい違いはありますが、概ねこのような流れになっているのが一般的です。


    良いユーザビリティとは


    ここで一旦、そもそも良いユーザビリティとはどのようなものなのか思い出してみます。
    簡単に言ってしまうと、「分かりやすい」「簡単」「ストレスがない」と言った条件が満たされていると良いユーザビリティと言えます。

    セルフ式ガソリンスタンドの良いユーザビリティとは、「初心者でも迷わず、安心して使えること」だと思います。

    このような良いユーザビリティの観点を元に、4つのポイントそれぞれの問題点を洗い出し改善案を考えていきたいと思います。


    セルフ式ガソリンスタンドのユーザビリティ【問題点と改善案】


    ※前提として、「セルフ式ガソリンスタンドに初めて来た人」を想定してユーザビリティを考察しています。

    支払方法の選択の問題点

    ■そもそもどこで支払えば良いのか、どこを操作するのか分からない時がある。
    支払いやパネルを操作する機械と給油機が2つに分かれている場合があります。
    心理的にまず給油機に向かってしまうことが多く、そうすると操作パネルがないため「はて?」となります。
    給油機はカラフルなのに操作パネルの機械は白などの目立たない色になっていることも多く、優先度に差があることで認識しづらくなっている面もあります。
     
    この問題の別パターンとして、レシートとおつりが出てくる機械が別々な上におつりが出てくる機械だけ離れた場所にある、などもあります。

    支払方法の選択の改善案

    ■全て1つの機械に集約する。
    機械が1つだけなら迷いようがありませんよね。支払いもパネル操作も給油機能も1つの機械に集めてしまいましょう。
    調べたところ実運用されている機械がすでにあるようなので、全国のセルフ式がこうなってくれると嬉しいです。

    また、支払方法が多様化している昨今、ガソリンスタンドの機械にも様々な機能が付いています。
    現金やクレジットカード払いだけでなく、アプリのQRコード決済や各種ポイントカードや割引カードに対応した機能など。
    1つの機械に全ての機能を盛り込むのは大変かもしれませんが、セルフ式でも誰もが使いやすいユーザビリティにしていくのが今後の課題かと思います。

    油種の選択の問題点

    ■自分の車にどの油種を入れたら良いか分からない。
    たまに聞くのが「軽自動車に軽油を入れてしまった」「ハイオク車なのに値段が安いレギュラーを入れてしまった」などの失敗談です。
    油種を間違えると車へダメージが掛かる上に、修理代でお財布へのダメージも…

    油種の選択の改善案

    ■選択画面に検索窓やQ&Aを設置。自分の乗っている車がどの油種を入れたら良いか調べられるようにする。
    「軽自動車ならレギュラー」「車種を入力して検索すると選択すべき油種を提示してくれる」などが出来るようにします。

    給油方法の選択の問題点

    ■どれを選択したら良いか分からない。また、ガソリンが溢れるのではないかと不安を感じる。
    慣れない内は車のガソリンの減り具合や容量を把握できていないので、金額や定量を指定したくてもどれを選択したら良いか分からない方も多いと思います。
    また、2000円分入れる金額指定をしたいけど、上限金額に達する前に満タンになるとガソリンが溢れてしまうのでは…?などと不安を感じる場合もあるのではないでしょうか。

    給油方法の選択の改善案

    ■選択画面に大まかなオススメや補足を書いておく。
    自分の車のガソリン容量が把握できていない人に対しては「満タン」をオススメしたり、ガソリンメーターの例を出して「メーターが半分を切っていれば、満タンか1000円分給油がオススメ」など状況から判断できる選択肢を表示します。

    また補足として、「ガソリンは満タンになると自動で給油が止まり、お釣りが出ます」と表示すると利用者の不安は軽減されます。
    ただその場合、状況や機械によっては満タンになっても止まらず溢れる危険があるため、「よそ見厳禁」などの注意も書く必要があります。

    給油の問題点

    ■給油ノズルの扱い方が分からない。
    いざ給油しようとした時、給油ノズルの使い方が分かりません。
    レバーを引けばガソリンが出るのは分かるけれど、どのくらい給油口に差し込めば良いのか、ノズルを入れると給油口の中身がまったく見えないけどちゃんと止まるのか?など色々考えてしまいますよね。

    給油の改善案

    ■操作パネルで説明の図や動画を流す。
    操作パネルと給油機が一体となっていること前提ではありますが、給油のフェーズに入ると、手順がハッキリ分かるような図や動画が操作パネルで流れるようにします。
    「ノズルは奥までしっかり差し込んでください。差し込みが緩いとセンサーが反応せずガソリンが溢れる場合があります。」などの説明があると、事前に気を付けることが出来るので安心できるかと思います。


    おわりに


    いかがでしたでしょうか?
    ユーザビリティを少し変えるだけでも、セルフ式ガソリンスタンドに対する苦手意識が軽減するのではないでしょうか。

    ぜひこれからも、注意を怠らずに安心安全で楽しい運転ライフをお過ごしください!
    それではまた!デジマースのコンでした。

    風邪がうつらないようにするにはどうすれば?ユーザビリティ目線で考えてみた

    年間を通して一般的な風邪や流行り風邪(インフルエンザ等)が絶えませんよね。
    こればかりは個人が気をつけるしかありません。マスクやアルコール除菌が有効なのは承知の上、それでいてもそこをすり抜けて風邪はやってきます。
    今回はちょっとデザイン的なUI目線から、自分たちができる範囲での注意や見直しを兼ねて考えていきたいと思います。

    ※特に風邪が流行った時に注意できたら…という感覚でお読みいただけると幸いです。

    *。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
    何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

    最初に

    風邪がうつる主な3つの要因として、例えば以下のことがあげられます。

    ・咳などの飛沫
    ・菌が付着しているところを触った手で口元などを触る
    ・空気感染

    今回はこの中でも、環境や自分の意志、行動で注意のしやすい「触れる」部分に特化したいと思います。

    不特定多数が触れる場所8

    パッとあげられる8個を簡単な注意と実際に実現ができるのではと考えられる改善案(エラー解決までは至っておりません)を含めながら紹介していきたいと思います。

    ※すべてアルコール除菌を設置すれば…という考えも出てくると思いますが表題通りあくまでユーザビリティ目線で考えております。

    1.つり革

    つり革は特に朝の通勤、通学ラッシュ時には休みなく使われますね。
    一見綺麗に見えるつり革ですが、人がずっとつかんでいるものですから手垢などがついてしまうのは仕方のないことです。
    そこで、少しでも綺麗な状態で使う方法はないか少し視点を変えて考えてみたいと思います。


    1つのつり革の使用回数を減らす方向性で考えてみました。
    配置した時の幅の取り方など考えなければならないことはありますが、こうすれば基本的には綺麗な状態のつり革を都度都度、使うことができるようになるのではないでしょうか。
    また、マイ箸ならぬマイつり革なんてあっても面白いかもしれません。好きな柄やサイズが選べたりしたら実際使うのも楽しくなりそうです。

    2.ドア

    ドアを開けるときに実はガッツリとドアノブを触っていることを意識したことはありませんか?重いドアになればなおさらです。
    沢山の人がドアを開閉するということはそれだけそのドアノブを使っているわけなので、特に風邪が流行っているときなんかはどうしても気になってしまいますよね。ドアノブに触れなくてもドアとして機能するものといえばアレですね!

    自動ドアです。ドアノブが無いのでドア自体に触ることもなく(一部ボタン式ドアを除く)沢山の人が通ってもドアに手垢がつくことは、ほとんどないと思います。手がふさがっている時も快適に使えて、とても便利ですね。コンビニ、スーパーなど様々な人が行き交うところで設置されれば良さそうです。
    デパートなどでは自動ドアと自分で開ける式のドアが並列していることもあるので意識的に自動ドアを使用するなどするのもありかと思います。
    ただし、会社などの私有スペース周りに自動ドアを実装する際はセキュリティーの対策をしっかり考える必要がありそうです。

    3.お金

    お金は回りに回っており、かなりの不特定多数の方が触っています。
    他のどんなものよりも色んな人の垢がついている代物です。
    お仕事で扱うことを除けば一般的には商品を購入するときにお金に触れる機会がほとんどです。それもほぼ毎日といっても過言ではございません。ここで、お金に触れる機会を減らしてみてはいかがでしょう。


    こんな時こそ電子マネーなどを使用してみてはいかがでしょう。
    これならすぐに誰でも簡単にできますね。クレジットカード、スマホの支払いアプリ、交通機関のカードなどなど実際に現金を触らなくても支払えるものを使用することで、物理的にお金に触れる機会が減るのではと考えました。あわよくば還元も受けることが出来るので、そのような環境が整っている人はできる限り使用するようにすると良いかもしれません。

    4.エレベーター

    エレベーターは乗ったら自然と行先ボタンや開閉ボタンなど触りますよね。会社のビルならまだしも、大きなデパートなどになればなおさらエレベーターのボタンは不特定多数の人が使用することになります。それではいっそのことボタンに触れなくても良いエレベーターがあったらいかがでしょうか。

    エレベーターのボタンを触らずとも一定秒数、手を使近づけるだけでセンサーが働いてボタンがおせたら便利と考えます。満員時の誤認識なども考えられるのでエラーの解決ができれば実現性はあるかもしれません。ちなみに、自動販売機などにも同様な機能があれば便利そうです。

    5.エスカレーター

    エスカレーターの手すりは常にグルグルと循環しています。
    利用者は基本的には手すりにつかまるのが原則ですので、こちらも不特定多数の方が多く使用されますね。(割とガッツリ触る人も多い印象を受けます)お掃除の方が定期的に拭いてくれてるのをたまに見かけますが、長い間拭き続けるのは難しいのでどうしても、循環した手すりを使う時間が長くなってしまいます。


    除菌ができるものを取り付けて、常に除菌がされている環境を作ることができたら良いなと考えました。常に動いているエスカレーターはコストも掛かるでしょうが、スーパーなどで見かけることの多い「近づくと反応して可動する」形であれば実現可能かもしれません。

    6.スタンプ

    駅をはじめ多くの場所で設置されているスタンプ。スタンプラリーであったり、名所の記念スタンプなど全国各地にありますよね。
    そして、さほど雑な扱いをしない限りボロボロにもならず、汚れたとしてもちょっとインクが付くぐらいのことが多いと思いますので新品に取り換えられることはあまりないのかなと考えます。
    そんな中、不特定多数の方が楽しまれるスタンプの持ち手。
    風邪が流行っているときは少し触れるのを避けられればと思い、触れないでスタンプがおせるUIを考えてみました。

    これならば触れることなく押印できますね!
    しかしながらスタンプラリーはスタンプを自分で押すのが醍醐味なのでもう少し考える必要がありそうです…

    7.飲食店のお箸とか

    お店によって常にお箸などを自分で持っていくパターンがありますよね。主にバイキング形式や大きなフードコートなどなど。
    必要なものを必要な分だけ持っていけるのはとてもユーザビリティとして良いですが使用しないものにも、実は触れてしまっているのです。
    普段全く気になるところではないと思いますが、何よりも口に含むものですから、注意することにこしたことはございません。

    必要なものを必要な分だけ持っていけるのはとてもユーザビリティとして良いので残す方向性で考えてみました。
    単純に口に含む部分が外部に触れなければ良いので、ひと手間加えて紙ペーパーで包むのはいかがでしょうか。
    一番いいのはお店側が必要数渡してくれることが手っ取り早いのですが、すべてがそうとはいきませんよね。上記のようなものであればすぐに取り組むのも可能そうです。

    8.買い物かご

    買い物にかかせない買い物かご、このかごも順繰り循環しています。
    抗菌の素材で作られているのがほとんどですが、食品の購入をメインに常日頃使用されるもののため、風邪が流行っているときはちょっと気になるかもしれません。手袋などをして意識的に対策も可能ですがお店側でも気にかけてくれると安心感と信頼へも繋がるのではないでしょうか。

    使い終わったかごは店頭に戻される前に大型店舗であれば、かごを入れるだけで除菌できる装置、小さいお店であったら手動でも構いませんのでかごを清潔にする機関を設けられたらと考えます。
    除菌後はそれが分かる旨を表記してあげたらお客さんも安心して買い物ができる環境が整うのではないでしょうか。

    考えれば考えるほど、身近なもので改善できるものや意識することで対処できるものがたくさんあります。
    またよくやりがちな床(地べた)に荷物を置かないことも家に見えない汚れを持って帰らない1つの手段だと思います。

    最後に

    少しでも気づきのポイントとして皆様の記憶に残れば幸いです。
    あまり潔癖になりすぎるのもストレスのもとになってしまいますので、風邪が流行っているときに特に注意するなど、自分ができる範囲で心掛けるのが良いですね。

    次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
    wrote:スガ