イラストレーターにある、「線幅ツール」「可変線幅プロファイル」を使用すると簡単、手軽に線にメリハリをつけられるのです。
さっそく紹介していきたいと思います!
難しいことはないので誰でもすぐ使えるのがこのツールの魅力の1つです♪
※あくまでも個人的な主観で書いております。ご了承の上お読みくださいませ。
※動作確認/環境:Windows10/Illustrator CC2022
*。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
何となく分かるをベースに書いております。・。゜*
-目次-
線幅を変えてみると…?
均等の線も統一性があって綺麗ですが、
線にメリハリをつけると躍動感が増してまた別の魅力を感じます!
線幅ツールを使う
それでは「ツールバー>線幅ツール」をつかって線にメリハリをつけてみましょう。
ツールバーが表示されていない人は「ウィンドウ>ツールバー>詳細」で表示してくださいね。
※説明がしやすいように簡易オブジェクトを使用いたします。
■手順1:オブジェクト準備
線の半円オブジェクトを用意しましょう。
楕円形ツールで丸を描きアンカーポイントを1つ削除して作成しています。
■手順2:線幅を広げましょう!
ツールバーにある線幅ツールを選択します。
線幅ツールを選択した状態でオブジェクトのパス上にカーソルをあてると白い丸のマークが現れます。
その白い丸のマークをドラッグしたまま線上から離れるように動かしてみてください。線幅が広くなります!
あっという間に線幅が広げられました。自分の好きなように動かせるので便利です。
また、線幅を狭めたいときは、線上に向かってドラッグしてみてくださいね。
■手順3:編集しましょう!
線幅を変更してみたのはいいけれど、もう少し右側だった、ここじゃないなぁ、となることはあるかと思います。
そんな時は線幅のアンカーポイントを動かしてしまいましょう!今回は例として、左側に動かしてみます。
適宜、必要に応じて編集してみて下さい。
可変線幅プロファイル使う
次は「コントロールバー>可変線幅プロファイル」をつかって線にメリハリをつけてみましょう。
ツールバーが表示されていない人は「ウィンドウ>コントロール」で表示してくださいね。
※説明がしやすいように簡易オブジェクトを使用いたします。
■手順1:線の準備
ペンツールで以下のような、少し曲線のある線を1本用意しましょう。
曲線が難しい場合は直線でもOKです。
■手順2:線幅の効果をかけましょう
用意した線のオブジェクトを選択した状態で、コントロールにある可変線幅プロファイルのプルダウンメニューを開きましょう。
すると様々な形をした線が表示されます。
ワンタッチで変更できてしまうのは嬉しいですね。
オブジェクトの形などによっては、自分の思った通りの表現にならない可能性があるかもしれません。
そんな時は、プラスアルファで線幅ツールを使って補うのがオススメです。
あとがき
いかがでしょうか?線に動きが欲しいときにもってこいなツールですね。
慣れてくると幅広く活用できると思うのでまずは線幅を広げたり狭めたりとツールに触れてみてくださいね!
次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
wrote:スガ