紙の年賀状をよりよく使うには~SNSが主流になりゆく中から考える~

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こんにちは!今回のテーマは「紙の年賀状をよりよく使うには~SNSが主流になりゆく中から考える~」です。

近年、はがきによる年賀状送付が減少してきていると言われています。特に企業では恒例行事であるはがき送付も廃止されることが多くなってきております。
私はというと紙の年賀状が大好きです。届いた年賀状でお気に入りのものはとっておいています。

そんな中、日本郵便はSNSを使って友達であれば住所を知らない人にでも紙の年賀状を受け取ることができるサービスを実施するなど、紙の年賀状が疎遠になっている人向けに工夫が行われています(とはいえWeb上のものをコピーすることになるので手書き文字などは入れられませんが…)。
そこで改めて紙のはがきの良いところや、ユーザビリティとは何か、またデジタル化が進む中あえてはがきを使うメリットについて、紙の年賀状の活用方法中心に考えてみました。


年賀状を紙で出すことのメリット

まずは紙を使うメリットについて考えてみます。

1.手元に残る

形として残るのは丁寧なイメージを与えますよね!手間がかかるぶん、貰った側の印象としても誠実な印象があるかと思います。残るからこそデザイン面に工夫をする楽しみがあります。

2.それぞれに手書きの文字や絵を添えることができる

一言やちょっとしたイラストでも手書きが個別にあればつい気になるものです。様々な面において個性が出しやすく、気持ちも伝えやすいです。

3.Web上で渡すのと異なり、万が一の文字化けのリスクがない

環境依存文字などを使うことによる文字化けの心配がありません。テキストのみであると華やかさには欠けてしまうので、重要ですね。

4.住所を知っていれば確実に届けることができる

聞く手間もかかりますが、メールの山に埋もれてしまったり迷惑メールに分類されてしまうこともありません。特に新年は多くの企業の年賀状がメールに転換したこともあり、より埋もれやすくなることも想定できます。

5.目に留まる可能性が高い

はがきのため、封を開く手間もなければメールのようにそのまま削除される心配もありません。一面でアピールすることが可能です。


年賀状を紙で出すことのデメリット

1.送る数が多いと手間になる

例えば取引先にまとめて送りたい!といった場合、ある程度の自動化はできるようになったものの、デザイン決めから、住所の確認や記入、届けに行くなど時間は掛かります

2.実物として届くので受け取った側の邪魔になることも考えられる

メールであれば場所を取りませんが、薄いとはいえはがきはスペースを取ってしまいます。個人間ならまだしも、企業ともなれば束にもなります。(しかしご挨拶でお届けするものなのでいただいてそうは感じないかと思いますが…)

3.送料・印刷代ともにお金がかかる

枚数が多ければ多いほど当然のごとく結構なお金がかかります。また、仮に年賀状の印刷を凝るなどすればするほど費用はかさんでいきます。

4.気軽さに欠ける

上記の点でも気軽さには欠けていますが、それだけではなく手書きでいくらか書こうとするとさらに時間がかかります。裏を返せばメールでの送付はまとめて送れる上に実際にペンを持って丁寧に文字を書く手間もなく、時間短縮にもなります。

5.直接紹介したい案内ページなどに誘導するとっかかりに欠ける

QRコードを載せるといった策は立てることができますが、実際にリンクを組み込んでクリックするだけとはいきません。読み込んで飛ぶとプレゼントやギフトコードが当たる!などと言われたら開くかもしれませんね。例えば…dgiftみたいに…


紙で年賀状を送る「ひと手間」をより特別にするためのアイデア

さて、ここまで書いてくる中で、メリットでもありデメリットでもあることは大きな共通点は「ひと手間」という点になります。それを長所と取るか短所と取るかで判断が左右されるかと思いますが、ひと手間をかける価値のある年賀状になるかどうか、ひと手間をせっかくかけるならと、考えていくのはいかがでしょうか。メリットとデメリットを踏まえてメールではできないことに価値を見出して、選ぶことができるとよいはずです。
そこで、デジマースのデザイナーでは毎年年賀状を作成していることもあり、あえて紙の年賀状を「推す」アイデアをいくつか考えてみました。

1.自分自身で伝えたいメッセージが明確にある場合に紙を選ぶ

ずばり、シンプルではありますが「今年の〇〇はこんな風に一味違う…!」などインパクトを残したい場合は紙の方がおすすめです。見てもらえる可能性も高い上に、先方が気になった・気に入った場合はわかりやすく取っておけるわけです。その場合、新年らしさというよりはアピールしたいことやインパクトに絞ってデザインを作成することがおすすめです。主張を中心に添えることで見た人に伝えやすくなります。

2.紙だからこそ使えるクーポンや価値をつけて特別なものにする

ファッション系DMなどで見たことはないでしょうか?「こちらのはがきを持ってきていただけると50%OFF!」のようなアレです。先ほどデジタルギフトについて触れましたが、それもまた同様です。「年賀状の紙」自体に価値を付与することで受け取った側もなんだかおめでたい気持ちになる工夫です。メールやSNSでも行えますが、紙の場合は利用するまで手元に取っておいてもらえるのも利点ではないでしょうか?丁寧なギフトらしい印象を与えられるはずです!個人としてお送りする場合は、そのデザイン自体に自分ならでは写真を使うなどといった工夫でも十分特別な価値が与えられると思います。

3.「手書き」「手作り」要素を少しでも入れる

そうは言っても、紙の年賀状の大きな利点はそれぞれに「書く」ことができるという点にあります。ただ印刷されただけの年賀状より、手書きであったり、どこかしらワンポイントで何か書かれていたりとそれだけで唯一の年賀状に昇華できます。メールでは平坦に見えるとしても、手書きであれば必ず個性は出る上に、誰でも一読はするはずです。枚数が多いなどであれば、はんこなどもおすすめですね。せっかく手間をかけるのであれば、さらにひと手間を加えるとより丁寧で印象深い挨拶となることでしょう。


おわりに

今、社会の状況やSNSの普及によってどんどん顔を合わせて挨拶をする機会が失われつつあると思います。実際、メールやSNSで挨拶をお送りするのは簡単で、効率も良いです。
しかし紙の年賀状を使用することが減ってきているからこそ、紙の年賀状をあえて使うことで丁寧な印象を与えるという利点は大きくあるのではないでしょうか。手間と言うとマイナスイメージがあるかもしれませんが、「おもてなし」のひとつでもあるはずです。せっかくの新年ですから、特別な意味を込めて紙の年賀状を使ってみるのもいいかもしれませんね。

それではデジマースの藻でした。

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