Illustrator内でどうにかそれっぽい芝生とコルクを作れないかなと試行錯誤していたところ、簡単!時短!な方法を見つけたので紹介していきたいと思います。
どちらもメイン画像に扱う(芝生やコルクを主役にして扱う)というよりは、背景にそっと使用したい場合に向いているかなと思います!
さくっと作ってみましょう!
※動作確認/環境:Windows10/IllustratorCC2021
必要なところだけ読みたい方はこちらから↓
*。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
何となく分かるをベースに書いております。・。゜*
▼芝生の作り方

※説明がしやすいようにある程度のサイズを決めております。
・縦600px横900pxの長方形を[長方形ツール]から用意します。
・長方形の色を[04a82b(緑)]にします。
・[効果]→[ピクセレート]→[点描]を選択しセルの大きさを10にします。
・[効果]→[効果ギャラリー]→[ブラシストロークのストローク(スプレー)]を選択し、ストロークの長さ20、スプレー半径23、ストロークの方向を右上から左下にします。
この段階で、遠目から見たら芝生っぽく見えてきていますが近くで見るとガビガビしているので違和感のないように整えていきます。
・[効果]→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)]を選択し、ぼかし下限を0.5にします。(容量が気になる人はこの単元を飛ばしても問題はありません)
このままでも良いのですが、よく見ると白い部分がまばらにあるので色味調整をしていきます。
・再度同じ大きさの長方形を作成します。
・色は[8de55a]
作成したら、先ほど効果をつけた芝生のオブジェクトの上に重ねます。(整列ツール使うと便利です)
・上に重ねた長方形のオブジェクトを選択し、透明パネルの乗算を選択します。透明パネルがない場合は[ウィンドウ]→[透明]で開いてください。
▼コルクの作り方

※説明がしやすいようにある程度のサイズを決めております。
・縦600px横900pxの長方形を[長方形ツール]から用意します。
※完成後は上下左右に一部白い部分ができるので、少し大きめに作成し、最後にマスクをかけることをお勧めします。
・長方形の色を[d1a882(薄めの茶)]にします。
・[効果]→[効果ギャラリー]→[光彩拡散]を選択し、決めの度合い4、光彩度0、透明度10にします。
ぱっと見て分かり辛いですが、一面塗にすこしボツボツした点が追加されました。これを起点に効果を掛けていきます。
・[効果]→[効果ギャラリー]→[アーティスティックの塗料]を選択し、ブラシサイズ1、シャープ8、ブラシの種類を幅広(ぼかし)にします。
・[効果]→[効果ギャラリー]→[アーティスティックのパレットナイフ]を選択し、ストロークの大きさ9、ストロークの正確さ3、線のやわらかさ3にします。
・[効果]→[効果ギャラリー]→[ブラシストロークのはね]を選択し、スプレー半径25、滑らかさ15にします。
▼さいごに

実際にはIllustrator上でPhotoshopの機能であるフィルタギャラリーを使用していますが、イラレ上で完結できると思いのほか便利です。
色々試して自分のやりやすいようにしてみてください!
次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
wrote:スガ