通知のユーザビリティ

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こんにちは!
今回のテーマは「通知のユーザビリティ」です。
アプリの通知機能について、より良いユーザビリティとはどんな物か考え直してみました。

皆さんはアプリの通知機能を使っていますか?
アプリによっては設定していたり、全てOFFにしていたりと人それぞれかと思います。

とても便利な一方で、ストレスになってしまうことも多い機能です。
特にスマホに慣れていない人にとっては「いらない通知がたくさん来て鬱陶しいな…」とデメリットの部分を大きく感じてしまうこともあります。

そうならないように、ユーザーにとって本当に使いやすい通知とはどのようなものかまとめてみました。


通知とは

通知とは、アプリ内部のお知らせをアプリを開かずとも自動的に教えてくれる機能です。プッシュ通知と呼ばれることもあります。
メールやSNS、ユーティリティアプリやゲームなどで活用されることが多いです。

通知の種類は4つあります。ロック画面に表示される物、通知センターに表示される物、バナー、バッジです。

通知が設定されるタイミングですが、iOSアプリの場合は、始めてアプリをダウンロードして開いた時に「通知の設定をしますか?」と尋ねられることが多いと思います。そこで許可すると設定されます。
Androidアプリの場合はデフォルトで通知が許可されているため、アプリをダウンロードして起動、または初期設定をすると通知が届くようになります。

また、各端末の設定アプリからも設定することが出来ます。
通知のON・OFFの設定から、全ての種類の通知が届くようにするのか、バッジだけ表示するようにするのかなど細かい設定が出来ます。


通知のメリットとデメリット

簡単に通知のメリットとデメリットをまとめてみました。

【メリット】

■新しい情報をすぐに知ることが出来る。
■わざわざアプリを起動する必要がなくなる。
■通知が複数ある場合、ロック画面や通知センターでまとめて確認することが出来る。

【デメリット】

■通知が多いと、数、音、通知を消す処理などにストレスを感じる。
■通知内容がユーザーにとって不要な情報であったり、本当に必要な情報が埋もれてしまうことがある。
■データ容量や充電を消耗してしまう。


通知の問題点と解決方法

通知の問題点として、デメリットの「通知の数」が大きいと考えられます。
誰かと連絡を取り合っていたり、オンラインゲームをしていたり、スマホで何かに集中している時に通知がたくさん来るとストレスを感じますよね。
しかもその通知内容が自分にとって何のメリットもなければ尚更です。

また、手当たり次第に通知を許可してしまっている場合、重要な通知が不要な通知に埋もれて見落とす危険とストレスが増加します。

この問題を解決できるユーザビリティとはどのようなものか考えてみました。

事前に通知内容の説明をする

どのような内容の通知が来るのか、ユーザーにとって必要な情報なのか判断出来るように事前に丁寧に説明します。
ユーザーにしっかり納得して通知の設定をしてもらうことで、通知の数が不必要に増えないようにします。

まずは下の画像を見てください。初めてアプリをダウンロードして開くとよく見かける説明文です。

事務的で簡潔な内容ですが、これだけだと説明が十分とは言えませんよね…
どんな内容で、どの位の重要度の通知が来るのか分からず、ユーザーはネガティブな印象を持ってしまいます。
通知が鬱陶しい物と言う先入観が先行してしまえばすぐに「許可しない」を押してしまうでしょうし、慣れていないユーザーは警戒したり、訳も変わらず許可したものの興味のないPRが沢山来て辟易…となってしまいます。

こうならないように、まずはどのような通知が来るのか具体的に説明してあげると良いです。
先行で新着情報が届く、期間限定のお得なクーポン情報、ポイントの有効期限が迫っていると言うお知らせなど。
ユーザーにとって有益な情報が届きますよと伝えてあげると、通知の設定が必要か否かの判断がしやすくユーザビリティが改善します。

事前にメリットをイメージしやすくする

通知が来るメリットをイメージしやすいように事前に訴求します。
アプリの機能やユーザーの状況によって優先度は異なります。通知が来ることのメリットが大きい物もあれば低い物も…。
例えば仕事で使うチャットアプリの通知と、天気予報が更新されたことを知らせる通知の優先度は違いますよね。
スマホを使い慣れていない人だと、そもそも通知のメリット自体を想像し辛いこともあります。

具体的にどのようなシーンで通知が役立つのか説明することで、どんな人でもメリットを理解出来るようにします。
こうすることで設定の有無を判断出来るようになり、ユーザビリティの改善に繋がります。

通知の設定に関するヘルプを設置する

サービス内のヘルプなどに、設定アプリで通知のON・OFFが出来ることを書いておきます。
通知のON・OFF設定は基本的にスマホにデフォルトで入っている設定アプリからでないと出来ません。それを知らずに個別のアプリから設定しようとして「出来ない…」と困ってしまうユーザーもいるため、ヘルプなどの分かりやすいところで設定方法を説明してあげると良いです。

アプリ内で通知の細かい設定が出来るようにする

通知設定をONにしてもらえた場合ではありますが、アプリ内で細かい通知設定が出来るとより使いやすくなります。
1つのアプリから届く通知と言っても、内容は様々かと思います。新着通知やお気に入り登録された通知、メンテ情報などアプリからの事務的な通知など。
ユーザーが知りたい情報だけ選択できるとよりユーザビリティが改善します。


おわりに

いかがでしたでしょうか?
疎まれてしまうこともある通知機能ですが、適切な設定が出来ればとても便利で役立つ機能です。

気を付けないと売り手本位になってしまうことの多い機能です。
今回はユーザーに注意を促したりメリットを知ってもらう形でユーザビリティの改善を試みてみましたが、そもそもサービス提供側が通知内容を吟味して改善していけるように、私も気をつけて取り組んで行きたいと思いました。

それではまた!デジマースのコンでした。

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