歩行者の信号無視を減らすには?ユーザビリティ目線で考えてみた

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突然ですが、赤なのに横断歩道を当たり前のように渡る人を見かけませんか?万が一ケガをしてしまったら、大変なことになってしまいます。
今回は「歩行者」に視点を絞って信号無視をさせないようにするにはどうしたら良いかデザイン的なUI目線から、考えてみたいと思います。
※あくまでも個人的な主観で書いております。

*。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

最初に

歩行者が信号無視をしてしまう主な要因として、例えば以下のことがあげられます。

・凄く急いでいる
・車が来ていないから
・横断歩道の距離が短い
・ながら歩きで気づかない
・皆もわたっているから

などなど。

個人がしっかり信号を守ることで解決する話ではありますが、「車が来ていない=大丈夫」と認識してしまうその思考を変えるのは中々難しいものです。今回は危険なシーンとその改善案を提案してみる形で書いていきたいと思います。

信号無視に繋がるシーン5

パッとあげられる5個を簡単な注意と実際に実現ができるのではと考えられる改善案(エラー解決までは至っておりません)を含めながら紹介していきたいと思います。

※信号機が実際に設置されているところを前提にしています

1.音

「音」が流れる横断歩道を渡ったことはありませんか?メロディーであったり、単調な音であったりなど、場所によってはそのような音の流れる信号機があります。(検索するとある程度の場所を知れます)これらは大きな通りや人通りの多いとされる場所にある印象で、メリットとしては渡る時に音が流れることで、青信号のある程度の時間であったり、目の不自由な方も音で判断出来たりなどが考えられます。住宅街にはほぼ見当たらないので信号機が煩くて困るという話も聞かないです。

信号無視をさせない視点からすると、一部だけではなく全体的に青信号の時に何かしらの音を流すことを提案したいと思います。
信号機に音がついていることで気づきのポイントにもなりますし、このような信号機を無音の信号機のある所へ拡張していければと考えます。できれば車の通りが多い所や、保育園や幼稚園などの小さな子が頻繁に通るであろう場所にまずは欲しい所です。

一方、下の図のような交差点では青信号の音が縦横の横断歩道どちらのものか、わかりづらくなる懸念もあるため混乱を招かないように考える必要がありますね。

また、同じ交差点でもスクランブル交差点のように同じタイミングで変わる信号は問題ない認識です。

2.赤か青か

横断歩道を渡る時、信号の赤と青のどちらが点灯されているかで当たり前のことですが、判断をしていますよね。もしかしたら気候や人工の明かり(ネオンなど)で見え辛いと感じることも稀にあるかもしれません。そこでこの部分のユーザビリティをより簡潔にしてみたらどうなるか考えてみました。


両方の表示を用意するのではなく、現状の状態のみを表示することを提案してみます。1つしか表示されないことで「今はこれである」と認識や判断がしやすくなるのではと考えました。縦二段組の信号機を見慣れている私たちにとって違和感を感じるかもしれませんが、こういうのもありかもしれません。

3.センサー

誰か一人でも「いいよね」と赤信号で渡ってしまうと、「あの人も渡っているし」と次々と便乗して渡ってしまう光景を目にします。時に赤で渡っていった人以外、しっかり待っている場合もありますが、その逆のパターンの場合も少なくありません。
集団心理が働いてしまうと危機管理能力の低下と共に責任感も欠如してしまうため注意したいところです。これらをふまえ1人1人が危ないことを察知しやすいユーザビリティとは何か考えてみました。

信号の赤、青を広範囲で認識できたらと考えてみました。足元の色も同時に変わり、赤で渡ろうとするとセンサーが働いて注意されます。そのため信号無視をした場合、とても目立ってしまう仕組みです。気にしない人は気にしないかもしれませんが、ほとんどの人は「自分はああなりたくないから」と、踏みとどまるのではないでしょうか。

4.安全バー

信号が点滅してから駆け抜けていく人や、信号が赤に変わってしまってから駆け抜けていく人をよく見かけます。車が待っているのに危ない、と思うこともしばしばあります。赤、青で止まる、進むはルールで決まっていても動くのは最終的に個人の判断になりますから物理的に渡れない環境を作ってあげてはいかがでしょう。


人は目の前に何かがくると、一瞬意識はそちらに向きますよね。
気づきのポイントの1つとして、信号が赤になると安全バーが降りてくる仕組みを考えてみました。電車の踏切なんかがイメージに近いです。1本の仕切りですが、わざわざそれをくぐりぬけようとする人はほぼいないと考えます。目に見える形で禁止事項であることを示してあげることで効果が見られるのではないかと思います。また、現実的にも取り入れやすい事柄かと思いますので、大通りにまずは欲しくなりますね。ながら歩き対策にも向いているかもしれません。

5.車と人の鉢合わせ

人しか通ることのできないところに信号機は見かけないですよね。さらに車との接触事故も起こり得ません。車と車、車と人が交差するところ、つまりは車が通る場所に信号機はあります。(ないところもありますが)人も車も少しでも油断をすると事故へ繋がってしまいます。それならば、いっそのこと人と車を鉢合わせないようにしてみてはいかがでしょうか?


歩道橋の数を増やしてみるのはいかがでしょうか。
最近ではバリアフリーに特化したものもありますし、場合によっては信号を待つより早く行動できるかもしれません。階段がやや大変に感じることもありますが、信号関係なく横断できますので車と鉢合わせることはないですね。

6.待ち時間の長い信号機

場所によって長い時間待つ信号機も見受けられます。
少しばかり長いだけで、ただ待てばいいだけのことですが、それでも車が通らなければ渡ってしまったりする光景は目にします。主に大通りに多い気がするので一歩間違えると危険ですね。現代ではスマホのちょっとした読み込み時間を待つのもストレスとされるわけですから…。短いようで長い待ち時間が苦にならないユーザビリティを考えてみたいと思います。


待ち時間にちょこっと楽しめるシリーズを考えてみました。
信号機の近くに「1分以内で楽しめる」プリントツールを設置してみてはいかがでしょうか。ボタンを押すとランダムで何かしら1分以内で楽しめる内容がレシートのように出てきます。(無料)
プリントされるネタは一般募集すればいつも新鮮な内容を楽しむことが出来ますし、観光地などではその土地ならではの内容でも面白いかもしれません。維持費などを考慮すると、観光地の人が多いところに絞ってみると効果的かもしれませんね。
プリントツールが使用できるのはあくまでも赤信号の時の待ち時間のみのお楽しみ。ただし気軽に楽しめる分道端にポイっとされないようにしなければならないところは考えねばなりませんね。

最後に

考えれば色々出てきますが、見ている人は見ているので一番は自分の意思を強く持って行動することですね。

次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
wrote:スガ

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