【UX】スマホ×ゲーム機×PC『クロスプラットフォーム(マルチプラットフォーム)』が生み出すユーザー体験

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目次


クロスプラットフォームとは

「クロスプラットフォーム(マルチプラットフォーム)」とは、OSやデバイスの違いなどの「壁」を越えた、データの受け渡しが出来る「統一仕様」で設計されたアプリケーションと説明すればわかりやすいでしょうか。
※同一アプリケーションを相互通信なく複数デバイスで製品展開する意味での「マルチプラットフォーム展開」とは異なります

身近なゲームカテゴリでは、商品コンセプトと利用シーンが違う「スマホ」「タブレット」「ゲーム機」「PC」それぞれのユーザーが、同一アプリケーションをそれぞれ所持して一堂に会する「ゲームソフト」でのマルチプレイを実現するものもあり、デバイスに限定しない強い戦略思想を感じます。
※入力デバイスの差異等により、スマートフォンデバイス以外のゲーム専用機間でのクロスプラットフォームが一般的
クロスプラットフォーム

この戦略により多種多様で複雑分散したターゲット層に対して「クロスプラットフォーム」は強いアプローチができました。


クロスプラットフォームに必要な条件

プラットホームを限定せず、デバイスを利用シーンに合わせて変更する場合は連携アカウントが必要になります。

また、
オンラインマルチプレイにはサブスクリプション契約による「サーバー」の仕組みを導入しているアプリケーションもあり、複数利用者が好きな時間に接続することが可能になることで利便性を高めることが可能となっています。


クロスプラットフォームのメリット

「サンドボックス型ゲーム」マルチプレイの例では「連携アカウント」により、

  • スマホ
  • 携帯型兼据え置きゲーム機
  • 据え置き型ゲーム機A
  • 据え置き型ゲーム機B
  • PC

それぞれのアプリケーションを連携させることができるため、どのデバイスでも利用シーンにあわせて続きをプレイする事ができ、またそれぞれのプラットフォームのユーザーと一緒に遊ぶことが出来ます。
※オンラインマルチプレイには別途サブスクリプション契約によるサーバー契約が一つ必要※参加する招待ユーザーは無料(※2020.3.23現在)

つまりは、
個人で遊ぶ場合は、部屋では画面の大きいゲーム機で遊び、外出時はスマートフォン

複数人と遊ぶ場合は本人は部屋のゲーム機で遊び、外出先のメンバーはスマホで遊ぶ

以上のプレイスタイルが選べるのがクロスプラットフォームのメリットです。


多様化した利用シーンとユーザー体験

多様化した現在では、

「PCを持たない」
「テレビがない」
「ゲーム機がない」
「スマートフォンだけ所持」

などの利用シーンが増え、その中でも驚異的な所持率のスマートフォンを念頭に戦略を考える必要があります。

ゲーム機専用ソフトのプロモーション目的でスマホ版の「簡易版」を展開する企業もあれば、
スマートフォンアプリでブランド認知を進めた後、ゲーム専用機で「eスポーツ」に参画する企業も出てきました。

所持率の高いスマートフォンですが、その利用シーンも多種多様になり、市場にマルチ展開することで同一IPへの接触頻度が高められ得られる相乗効果も過去のマルチメディア展開の比ではありません。

デバイスの連携によって得られるユーザー体験は、古くからゲームに触れてきた方にはとても不思議なものです。


さいごに

リスクを背負うハード開発から手を引く企業が増え、目まぐるしいハードウエアの競争が落ち着き、裾を広げるクロスプラットフォームが必然かはわかりませんが、多様化を認める世の中においてはとても便利なアプローチではないでしょうか。

次回も情報設計に関係した話題をお届け致します。
デジマースのネモトでした。

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