傘はどうして持ち主の手から離れてしまうのか

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ふと気が付いたら、傘が無い!なんてことを経験したことがある人は意外といるのではないでしょうか。
置きっぱなし、取り間違え等様々なシーンが考えられます。

早速ではありますが、
「傘はどうして持ち主の手から離れてしまうの?」
「本人が無くしたからでしょう!」

と声が聞こえてきそうですが、今回はユーザビリティ目線で個人的な解釈ではございますが考えてみたいと思います。

*。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

無くなる時どんな時?

どういった場面で傘は手元からなくなりやすいのか少しばかり調べてみました。

・取り間違い
・破損
・紛失
・置き忘れ
・どれだか分からなくなった
・雨が止んだら傘の存在を忘れていた
・置き忘れたけど取りに行くのが面倒くさい
・落とした

などでした。大体予想通りです。
さらに言うと、電車内や公共の場での傘立てで、傘とサヨナラしてしまうケースが多いような気がします。

それならいっそのこと傘を離さず置かず持っていれば?手に括り付けてしまえばいいのでは?……うーん。そうしてしまえば無くなりはしませんがとても現実的ではございません。
無くさない様に気を付ける!……ことが出来れば苦労はしません。
では一体どうしたら良いのでしょうか。

利用シーン3パターン

どんな場所、どんな時に無くなってしまうのか、よくある利用シーンごとに改善、対処法をユーザビリティの目線で考えてみました。

1.電車内に置き忘れてしまう<長い傘編>

電車内の椅子の端っこに座っている人、または立っている人に多く見られることがあるのではないでしょうか。
気づけば傘だけがポツンと手すりにかけられているのを何度目撃したことか…。その場で気づいてあげれば、渡してあげることもできますが、なかなか難しいものです。

電車内では常に傘を手に持っていることを心掛けることができれば忘れない方法として手っ取り早いですが、人間なかなか意識を変えるのは難しいですよね。

……それでは傘の手元(持ち手のこと)に注目してみてください。
よくあるJ字になっている手元、改め曲がり手元、実はこれが電車内に傘を置き忘れてしまう原因の1つではないかと考えます。

この持ち手とても便利ですよね、持ち運ぶときに腕にスッとかけられ、傘を干すときにもひっかけられたり何かと便利です。
とにかく持たなくてもひっかけて使用することが出来るので、電車内で特に濡れた傘なんかを持っていたら、掛けられそうなところがあれば掛けて、少しでも手持ちを減らし優雅な電車移動を望むのではないでしょうか。

それでは、そのまま寝てしまったら、スマホなどに夢中になってしまったら、既に雨が止んだ後であれば等、傘の存在が薄くなってしまいますよね。そのまま降車時にさようならということになり兼ねません。

「じゃあどうすればよいの?
傘に鈴をつけて気づきポイントを作ればいいの?」

確かに無しではないですが原始的な方法でなく、傘の手元のユーザビリティを違う目線から考えてみましょう。持ち手がひっかけられる形をしているのであれば、そうさせなければいいことです。

寸動手元、折り畳み傘なんかでは見かける方も多いのではないでしょうか。この手元であればひっかけることはできませんよね。そのため必然的に手で持っていなければならないスタイルが確立されます。
こうすれば仮に手から落ちても気づきやすく、置き忘れの心配が改善されるかもしれません。

2.電車内に置き忘れてしまう<置き傘編>

置き傘も曲がり手元のものであれば、長い傘同様にひっかけられるので同様のことが起こり得る可能性がありますよね。
それなら、こちらも曲がり手元でないものにすれば良いのではと考えますが…

…が、置き傘は小さくコンパクトなため、長い傘と違って手元に関係なく、電車内の物置棚や椅子に置けてしまう場合があります。

これでは置き忘れてしまう可能性は重々にあります。それではどうすべきか。

「すぐにでも鞄に入れたくなるようにする!」

鞄に入れたくなるということは鞄に入れても特に気にならない、邪魔にならない状態が望ましくなります。
それでは仮に折りたたんだ後がもっと細ければいかがでしょうか。もし……キュウリくらいの細さに収まれば、鞄の中でもかさばることも少ないですし隙間に入りやすくなるのではと考えます。

細ければ上記の図のような、電車内の荷台に乗せることは傘自体が細くなることで隙間から落ちてしまう可能性があるので物理的にも難しくなります。また、置き傘が細くなることで全体サイズも小さくなり、椅子にポイッと置く行動も少なくなるのでは?と思います。

補足ですが、強度などの問題を考え調べてみたところ細い置き傘は実際にあるようですね!約3.5センチほどで強度も申し分ないようです。

3.取り間違い

公共の場の傘立てで、取り間違いによる紛失を経験された方は知らないだけで結構いるのかもしれません。
この場所に置いたと認識していても、類似する傘が周辺にあれば意図しなくても間違って持ってってしまい、後に気づくもどうすることもできない……など、個人が気を付けていても防ぎようがない部分もあります。美術館などのカギがついてる傘立てであれば万事解決ですがなかなかそうはいきませんよね。

「ではどうすれば、取り間違いに巻き込まれないのか。」

いっそのこと傘立てを使わない。ユーザビリティを提案します。


室内をぬらさず、荷物の1つとして持ち込めればおおよそ問題はないと考えます。それでは長い傘にも置き傘のようなカバーをあらかじめ付けた状態のものを用意する(販売する)といかがでしょうか。


傘ケースを傘に取り付けられるようにすれば無くし辛くなりますし、さほど邪魔にはならないのではないでしょうか。

ユーザビリティの観点から見ても傘ケースがあれば、余ほどのことが無い限り傘立てに入れる必要がなくなりますし、常に傍らに置いておくことが出来るのではと考えました。

これらはあくまでも私的な考えですが、こうであれば使いやすいなと考えるのはとても楽しいですね。
傘を忘れやすい人は色味の目立つものやあえて高いものを使用して意識を高めるのも効果の1つだと思います。

最後に

意識しなくてもこんな傘だったらたら、無くしにくいのにな……と考えるといろいろな案が出てきます。個人が気を付ければ一番早いですが、人間難しいものです;
実際、傘が手元から離れてしまうことを100%なくすことはできませんが色んな考えによって、減少させることはできるかもしれませんね。また、ユーザビリティをいつもとは違った目線で考えてみると傘だけに留まらず、意外な突破口があったりするかもしれません。
次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
wrote:スガ

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