あると回したくなるカプセルトイの魅力

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量販店や、ホームセンターなど至る所にカプセルトイ(総称)のマシンがあります。
見つけると、何か良いものないかな~と目を向けてしまいますよね。私なんかは通りすがり必ずチェックしてしまいます。そんなカプセルトイの魅力を今回はカプセル物に絞って追求してみたいと思います!

*。゜・。ここでは全部を理解せずとも、デザイナーでなくとも
何となく分かるをベースに書いております。・。゜*

魅力5

カプセルトイの魅力を個人的な解釈で紹介したいと思います。

1.ユーザーメリットも!

「カプセルトイって小さい子が遊ぶものでしょう?」
いいえ!老若男女関係なく複数人でも1人でも楽しめる万能マシンであると私は思っています。
基本的に現代ですと100円~500円あれば気軽にカプセルトイが楽しめます。主流なのは200、300円あたりでしょうか。
カプセルトイ日本初登場の1965年では10円~が主流でしたが、様々な時代背景の移り変わりを経て現代価格になっています。
その分クオリティーもアップしていますね。
今では偶にコンビニ等に置いてあるガムのマシンですと100円以下でカプセルトイを楽しむことができます。

上記でも書きましたが100円から遊べるため、あっいいなというものがあればついつい回してしまうものです。

2.種類の豊富さ

飾り物から文房具、植物、スマホ関連、時計など実際に使えるもの、アニメグッズなどなど、これが有ったらいいのになと思うものは今では、たいていカプセルトイで商品化されています。商品自体の発想も面白いです。(例:実際の物をミニチュア化した巾着等)
この種類の豊富さが老若男女問わない理由の一つではないでしょうか。
1つの商品ラインナップが大体5種くらいから多いものですと30種を超えるものもあります。

3.ドキドキわくわく感

各々のマシンに展開されている商品ラインナップを見てあらかた欲しいものが決まると思いますが、回して商品が出てくるまでのドキドキ、わくわく感が楽しいのです。
欲しいものが一度で手に入れば素直に嬉しいですし、欲しいものが出てこない、同じものが立て続けに出てくるなんてことはよくあることですが、その分欲しいものが手に入ったときの喜びは計り知れませんね。
これは個人的な見解ですが、必ずしも欲しいものが手に入るとは限らない中、回す際に「きっと当たらないよ~(でも当たるかも)」と不思議な感覚になるのも一種の特徴な気がします。

4.コレクション魂

日本人にはコレクションをするのが好きな方が多いですよね。
カプセルトイの商品は1点だけでも十分満足で出来ますがそんなコレクション好きの気持ちに応えるかのように、1点物で完結しない集めて1つのものになるシリーズが最近増えています。物によってはかなり大きなサイズで出来上がったり、シリーズ物で並べたときは圧巻です。
一度の価格がそれほど高くは無い為、その安さからもコレクションがしやすいと思われます。
まぁ、同じものが続けば別の話ですが……

5.クオリティーの高さ

手に取れば一目瞭然、カプセルトイのクオリティーは年々上がっている気がします。200、300円で細かな着彩や精密な設計がされています。もちろん量産物、手作業だったりするため中には、あれれ……と思うものも紛れていることは稀にありますが、それでもこの値段であのクオリティーが出せているのは凄いことだと思います。

商品の形態

販売商品によって出てくる形態が異なります。よく見られるものはこんな感じでしょうか。最近ですと円柱型もよく見かけるようになりました。

商品サイズに合った形態にすることでカプセルトイのマシン内の収納も良くなり多くの商品を展開することができます。
もしも小さなピンバッチが大きなカプセルに入っていたら場所をとる上にユーザーが手に取った際に、カプセルが大きいのに商品が小さいなどネガティブな思考が浮かんでしまうかもしれません。(※ラインナップの一部の商品のみが小さい場合等は除く)
おにぎりを1個買った時に大きなビニール袋に入れられたら、なんで?もっと小さい袋でいいのに……と思ってしまいます。

カプセルトイのマシン

マシンを販売している会社や用途によってマシンのデザインが変わっています。よく見かけるなじみ深いマシンを図にしてピックアップしてみました。
※実際のものとは異なる表現を使用しています。

3社ともカプセルトイを回す際に必要である、1.金額表示、2.お金投入口、3.お金返却口、4.ハンドル、5.取り出し口と機能面的には同じになっております。必要最低限の項目が明確に表されているため、ユーザーにはわかりやすいUIとなっています。
これらは各社によって操作面の配置やマシンのデザインが異なります。普段何気なく遊んでいますが、よくよく見るとマシンごと微妙に異なる部分がありました。

商品購入までの流れ

マシンを見てみると、回し方などの操作面について書かれています。でも、大体の人はさらっと流して感覚で回しているのではないでしょうか。図にした各社のマシンにおいて商品購入までの流れを考えてみたいと思います。

A社のものがマシン上での言葉の説明が一番少ないです。
カプセルトイを回す前に金額が表示されている部分を確認しますが、横書きの文字は左側から見る習性がありますよね。そのためすんなり目に入ってきます。そこから時計回りで機能が配置されているため、目線の運びが自然とハンドルを見て商品取り出し口まで向かっていきます。
もしも、お金の返却が必要であれば流れの中で返却ボタンがしっかり目に入ってくるので迷うことはないですね。

またこの場合のA社のマシンですが、ハンドルの周りに回転させる方向を示す矢印をハンドルの上下左右どこを見ても目に入るよう複数置かれているため、右に回すという認識がしやすいと考えられます。

そのため、細かく回し方などの説明を書かなくてもユーザーは理解できるのではないでしょうか。

A社と比較すると、「お金返却」「ハンドルを回す」の3・4番の順序が入れ替わりました。
お金返却の優先度を低く設定しているのではと考えられます。
使用頻度の低いものの優先度を下げることで、ほかの機能、この場合ですとハンドル部分の優先度が上がっていますね。

気になる点を2つ挙げるとすれば、

①ハンドルを回す方向の矢印のスタート地点

回し方の説明にあるように、右に回すのであれば矢印は、左スタートで右に向かっている方が自然な気がしました。

②返却の仕方に説明があるように見える

お金を入れてから「回すのをやめる」とき、目線の流れを考えると、お金返却口がハンドルの下に配置されているため、少々分かり辛さを感じてしまいますがこれは機能の優先度を下げていると考えたため問題はないと思われます。
ここで気になるのは「お金返却部分が右にある“回し方の説明文言”と同カテゴリに見える」ということ。

早速ですが改善法を少し考えてみました。

いかがでしょうか。カテゴリを意識してレイアウト調整するだけで分かりやすいUIになったのではないでしょうか。

A社、B社と比較すると、C社は先にお金投入口を見てしまいます。

先にも書きましたが横書きというものは左上から目線が向く傾向があります。パッと左上を見たらお金投入口があるので「あれ金額はどこだ」となってしまいがちです。とはいえ10秒20秒と探すわけではなく一瞬の出来事であり金額の視認性じたいは良いのですが。目線の動きをふまえると少々気になってしまいました。

購入の流れとしては、お金を投入してから購入のしやすいUIになっていると考えられます。左上からそのまま下がっていくだけでお金投入(返却)・ハンドル回し・商品受け取りが出来ますね。

ただ、C社のものはハンドル部分とパネル部分に▲矢印がついており、合わせてからお金投入(返却)・ハンドル回しが出来るようです。そのため、言葉での説明が少々多くなっていますね。
慣れていない人であれば、▲矢印を合わせ忘れてしまうかもしれません。

マシンの機械音

全てのマシンに共通して言えるのが「回すときに鳴るマシンの機械音」です。
手動で機械を回して動かしているため機械音が鳴りますよね。
一見、「ただ回しているときの音」の認識ですが、実はハンドルを回している際の機械音のレスポンスがあるため、ユーザーはちゃんと回せているという実感・体験・安心を得ることができるのです!

身近なもので例えると、家のカギをかけるときにガチャンと鳴るロック音などです。ロック音が鳴ると分かりやすいですし安心できますよね。

未来

以上、ここまで個人的な見解を綴って参りましたが、最近増えている飲み物の自動販売機のカード購入やタッチパネル化。種類は異なれど同じ自販機なので、カプセルトイもいつかはカード購入が出来たり、マシン自体がタッチパネルになってしまうのでしょうか……。(すでに有るのでしょうか??)
小銭を持っていない時を考えると便利ではありますが。

カプセルトイのアイデンティティといえば手動でハンドルを回し、機械音を立てながらガランと商品が出てくるこの工程と考えています。いつかは古いと言われてしまうかもしれないですがこのまま続いていくことを望んでしまいます。

最後に

いかがでしたでしょうか?
カプセルトイのマシンの種類はここにあげたようなものだけではなく様々な種類のものが存在します。また、マシン自体も少しずつ進化しています。
よく、マシンを観察してみると同じようで実は進化し異なる部分があったりしますよ。
もちろん全てのマシンを新しいものに差し替えることは難しい為新旧混在して並べられていることが多いです。

次回もデザイナーでなくとも何となく分かるをベースにお伝えしていければと思います。それでは、またお会いしましょう!
wrote:スガ

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