パッとしないレイアウトにはメリハリを

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緩めることと張ること。強めることと弱めること。(声のトーンなどを)上げることと下げること。などの強弱がはっきりしていること。を【減り張り】と呼びます。

プレゼンテーションソフトウェアでのスライド製作や、バナー制作などをしていると、どうしてもデザインが上手くまとまらない…と思うことはありませんか?
実はメリハリを意識して製作をするだけで見栄えが大きく変わります。
デザインにメリハリを付ける事でレイアウトが単調になる事を抑えることができます。また、画像や文字の要素の優先順位が明確になり、視認性、可読性を上げることができます。
では早速、デザインにおけるメリハリの出し方をいくつかご紹介いたします。

文字サイズでメリハリをつける

本文に対して小見出しや大見出しを大きくすることでメリハリがつきます。「当たり前だろ!」「私もそのぐらいやっているよ!」と思うかもしれませんが、この状態の事を専門的な用語で表現すると「ジャンプ率が高い」と呼びます。
文字におけるジャンプ率とは「本文の大きさに対する大見出しや小見出しの大きさの比率」です。このジャンプ率を意識する事でレイアウトにメリハリを出す事ができます。ジャンプ率が低い場合はメリハリが出にくくなるためホワイトスペースや色でバランスを調整します。また、ジャンプ率の調整により印象も変化します。
あなたがレイアウトに不慣れで構成に迷った場合はジャンプ率を高めに設定する事をオススメします。高めに設定した方がメリハリが強くなるため構成をまとめやすくなります。

ジャンプ率が高い状態: 元気・明るい・活発・ダイナミック・アクティブ な印象

ジャンプ率が低い状態: 高級・落ち着いた・ 優美・高尚 な印象

ホワイトスペースを活かしメリハリつける

要素の周りにホワイトスペース(余白)をとる事で「間」と「要素」というメリハリが出ます。それだけではなく、見ている人の注目する要素を限定するため、要素を目立たせる事ができます。また、スペースが大きくとられていると上品で洗練された印象になるため、ファッション系の広告やwebサイトで良く取り入れられています。
ホワイトスペースを大きく広げたシンプルなレイアウトは、バランスが悪かったりなどの粗が目立ちやすいので注意が必要です。
私が学生だった頃、先生が「間(ま)の美」を大切にしろと言っていた事を思い出しました…。

色でメリハリをつける

全体が同系色でまとめられていると落ち着きのあるレイアウトになります。そのレイアウトにあなたが物足りなさを感じた場合、どこか一ヶ所だけ色を変えてみてください、あるいは加えてみてください。メリハリが出るだけではなく目線を優先度順に自然に動かす事ができます。
複数の色をいくつも組み合わせることは、慣れていない方が行うと難しいため、差し色で1色足すぐらいがいいと思います。


色を足す場合、目立たせたいからといって大量に足す必要はありません、少量でも周りとの対比により目立たせることができます。

修正前(うわぁ…いかにもあのソフトウェアを使用した感じ…どうしよう…)
※メイリオを使用しています。

修正後(色を追加)レイアウト全体が黒で構成されているため、このように黄色が少量でもとても映え、メリハリが出ます。


さらに、ホワイトスペースを意識したレイアウトにするとこのようになります。

さらに、要素を削り(ページ分け)前述したジャンプ率・ホワイトスペースを意識したレイアウトにするこのようになります


どこかに違和感のあるしまりのないレイアウトだと感じた場合には、メリハリが出るように修正してみてください。文字のジャンプ率を変えたり、ホワイトスペースをとってみたり、色を付けてみたり…。いずれも思い切って調整をしてみると以外に良くなったりします!

(はら)

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