プロトタイピングに挑戦する


今回は、
Webサービスのプロトタイピング(ゲーム)に挑戦します。
ツールは、以前にプロトタイピングツールの紹介記事のなかで紹介した
『 Adobe Animate CC 』(旧『Adobe Flash Professional』)を使って、
UXのエッセンスを加えていきます。

現在、FlashとFlash制作ツールは過去のものとなっておりますが、
「ActionScript」から「JavaScript」の制御に変更になる点と、
記述方法の独自の縛りを認識して進めれば、
同じオペレーションスキルで『 Adobe Animate CC 』による、
「HTML5 Canvas 」のアウトプットが作れるメリットがあります。


■まずは設計

私のスキルですが、

・Flashツールのオペレーション
・極少々のJavaScript

程度です。

そんな理由もあり、今回は課金等発生するサービスではなく、
「HTML5 Canvas 」を活かしやすい、
簡単UIワンボタンゲームを作りたいと思います。

まずは遷移図がこちら↓

なんと要素の少ないことでしょう;
しかしながら、
これらの内容全てを盛り込める時間もありませんので、
形に出来るように取り組んでまいります。

遷移図を見る限り、単純な「if文分岐」で作れそうです。

「ランキング」機能については、実現は難しそうですが、
今回の目的は、
短い期間でアイデアを展開出来る形に落とし込む「プロトタイピング」ですので、
やりたいことのイメージ/ビジョンが、
第三者に伝えられる状態になっていれば問題ありません。
最低限伝えたい雰囲気だけは再現していこうと思います。

時間が限られていますので急いで進めていきます!


■画面イメージを起こす

早速『 Adobe Animate CC 』に組み込む画像を作ります。

遷移図を参考に、各ページを『illustrator』で作ります。

アートボードを画面単位で運用ファイル名をつけて設定してしまえば
ワンアクションで全てのページが書き出し出来て便利です。
したがって、必要な画面のブラッシュアップは適宜おこなえますね。
本当に便利です。

ゲームをプレイするターゲット(今回は1970~80年代の古き良き遊び世代)に好感を持ってもらうため
液晶/LSIゲームの表現を取り入れてます。
ターゲットの懐古UX度上げていきます。

※今回は単純な内容なのですが、
「ユーザー・エクスペリエンス(ユーザー体験)」を重視しています。


■いざ組込み素材の書き出し!

必要な画像が揃ったので書き出しします。

⇒ファイル/書き出し/スクリーン用に書き出し…
です。

今回の作業は「横幅375px」で『illustrator』上で作業をしてますので、
ターゲット端末(iPhone6 サイズ 横幅750px)で使用した場合も必要な解像度が得られるように、
「x1」(倍)から「x2」(倍)に切り替えて書き出しします。
※「iPhone6 Plus サイズ 横幅1242px」がターゲットの場合は横幅414pxで作り「x3」(倍)

それではポチッと書き出し…

…細かい部品も含めてワンアクションで書き出し完了でリネームも必要ありません。
便利です。

さぁ!時間がありません!

『 Adobe Animate CC 』で簡単プロトタイプを製作するために組み込みしましょう!


■『 Adobe Animate CC 』での組込み

※オペレーションは割愛させていただけます。

組込み方はFlash時代と変わりありませんので、
ライブラリに格納した画像を「ムービークリップ」にそれぞれ設定しましょう。

ステージサイズはWeb表示時に一画面に収めたいので375×554(くらい)。

スクリプトのレイヤーを作ってJavaScriptはまとめて記述しましょう。
基本遷移アクションのスクリプトは項目を選ぶと自動である程度書き込まれます。
楽々ですね。

あとはスライドショーをつくる感覚でタイムラインを制御して実装を続けると…

こちらの状態が出来ました。



※あくまで製品雰囲気を伝えるプロトタイプなので、
挙動や当たり判定の完成度には期待しなくて問題ないです。

十分、提案したい内容は伝わるのではないでしょうか。


■UXを意識した調整

今回の目的に「UX」があります。
画面イメージなど意匠でもUXを意識して制作していますが、
最後に、楽しい体験を演出する表現を追加してみます↓



まだまだ足りませんが、
先ほどの状態より背景の草が動いていて、ポジティブな感情になりましたでしょうか。
単調な内容でも、
目的をより良く導く体験要素を組み込むだけで、
感じる体験の内容が変わってくるのではないでしょうか。

今回のプロトタイプでは再現出来ていない「スコア」、
「スコアの違いを生む要素」、共同体験が可能になる「ランキング機能」などは、
より良い体験(UX)に繋がる要素です。

是非、アイデアを形(プロトタイプ)にして、
より具体的な提案をしていきましょう。

次回も、サービスUX設計の話題をしたいと思います。
以上、デザインに関わっているデジマースのネモトでした。

/////////// 関連記事はこちら↓ ///////////


プロトタイピングの活用


[必然的な利用シーン]環境/需要との接触


UX(ユーザー・エクスペリエンス)を解釈してみた


サービスVSユーザー!UIリテラシー格差を考える


あぁ…Flashツールに望みはあるか?


8bitに学ぶUIデザイン


サービス運用中の注意点


データとセグメンテーション


サービス立ち上げとデザイン

<a

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です