サービスVSユーザー!UIリテラシー格差を考える

こんにちは。サービスデザインに関わっているデジマースのネモトです。
年末年始、どう過ごされましたか。

私は、某年末歌番組の勝敗の見せ方について考えさせられ、
何で最後の最後でサービス側の仕組みで有料視聴者を置き去りにするの!?と、
改善の必要性を強く感じながら新年を迎えちゃいました;

…という流れで今回は、
サービス側とユーザー側のUIリテラシー格差(UI理解力の格差?)について、
深い瞑想をしながら考えてみたのでお付き合いください。


高リテラシー故に陥る危険な考え

生まれて間もなくスマホに触る…ともいえる世の中になりましたが、
機能やUIのリテラシーを高めるには、それなりの年月と経験、趣向が必要です。
また、アクティブ中心層はスマホの普及とともに増加していると思われますが、
全体に目を向けると、一定の初心者層は、いつの時代でも生まれ存在している事実を忘れてはいけません。

そこで問題となるのが、高リテラシー層の専門用語/先進的機能の常用です。
クールで先進的な表現が一見目を引きますが、
多くのユーザーからして見れば「コワレモノに触るタッチ箇所探しゲーム」になってしまっているのが現実です。

リテラシー強者と弱者がターゲットユーザーに含まれる場合は、
弱者の利用を意識したUI設計が必要になりますが、
サービス側はその分野を知るが故に、一般的尺度にズレが生じがちなのです。

企画内容自体の問題もありますが、
先にふれた某年末歌番組の勝敗判定の仕組みについても、
番組側のゲスト審査員票を優遇する仕組みは、生放送故、十分な説明時間が取れなかったのか、
視聴者には伝わらず内輪だけの理解になっていましたし、
さらに問題があったのが、
多数である視聴者をなおざりにした為に、仕組みを理解したとしても納得出来なかったことです。

レベルアップを要求させない

あえてターゲットを絞った敷居の高いサービスなら問題ないのですが、
一般的なサービスであれば、「仕組み」「機能」を理解させる前提での要学習UIは避けるべきで、
本に例えるなら「実用書」よりも「雑誌」的な受け入れやすさが必要だと考えます。
サービスをわざわざ身構えて使用したいニーズは無いのではないでしょうか。

アイコン表現について紹介します。
「ハンバーガーアイコン」はメニューを表すものとして、業界では一般的ですが、
リテラシーの低い利用者にとっては認知できない表現でしょう。

数々の検証結果も見つけられるように、
アイコン記号だけではなく、文字によるラベル表現が伴った方が理解と実際の利用が多いようです。
全てをその様にする必要はありませんが、
単純な選択肢として、UIは、高いリテラシーと経験を必要としない表現からスタートするべきです。

受け売りではありますが、
必然的な考えとして、
「UI設計に関わる人間は新しい表現を認めない/追わない」ことで、
サービスの敷居を下げる必要があるのではないでしょうか。

ついつい新しいものを取り入れて先進的にサービスを設計したいものですが、
利用者にとっては、
求めたコンテンツを手に入れるのが結局の目的で、
そのための手段は、できるだけストレスのない、
空気のように慣れ親しんだ理解あるUIコンポーネントなのではないでしょうか。

色々な方向での考え方があるとおもいますが、
皆様はどうお考えでしょうか。

次回も引き続き、UI/UXとサービス設計を妄想してみますので、
是非お付き合いください。

/////////// 関連記事はこちら↓ ///////////

UX(ユーザー・エクスペリエンス)を解釈してみた


あぁ…Flashツールに望みはあるか?


8bitに学ぶUIデザイン


サービス運用中の注意点


データとセグメンテーション


サービス立ち上げとデザイン

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です